以前、シリコンディスクビルダーSDB35CFに逝ったのだが、姉妹品シリコンディスクビルダーSDB25CFS/R5が発売されたので、RAID性能はどれほど上がっているのか興味が沸き、ノート用の2.5インチサイズではあるが、懲りずに?逝ってしまった。(^_^)v
  価格は約2万円也。普通ならこれにCFカードが必要になるのだが、SSDもどきとしてのCFカードで紹介した通り、幸か不幸かポは有り余るほどのCFカードを持っているので突撃出来るのである。普通ならコストパフォーマンス激悪なので手を出さないだろう。いやコストパフォーマンス以前にちゃんと動作するかも怪しいのだ。素直にSSDを買うことを薦める。
  
 
表
 
裏 
 
セット完了。 
 
   環境は上記のnForce(122-CK-NF68-AR)環境であるが、いきなり当たってしまった。(^_^;)
  BIOS上ではちゃんと認識出来ているが、Windows上では認識されないのである。そんな馬鹿なと色々と調べてみたが原因は掴めずお手上げ状態。仕方なく全ドライブを外し、起動ドライブとしてWindowsをインストールしてみると、すんなり認識されインストールも出来た。さあ何が原因なのだろう?
   本品を購入したPCショップに尋ねてみると、チップセット側のドライバが原因では?とのこと。
  なるほど、起動ドライブとしてのインストール時ではWindowsの標準ドライバだから認識出来て、後付データ用ドライブとするとチップセット側のドライバだから認識出来なくなるのか。これを回避するには、他のコントローラー経由で繋げてやれば良いのだ。
  と言っても、確認するにあたり手持ちの物で、これと言った良い物が無かったのだが。。。
  名(迷?)機MegaRAID ATA 133-2が有ったのを思い出した。ただし、これを使用するにあたり、SATAをPATAに変換しなければならない。また問題だ。
   この問題は、少し難は有るが、AREAの龍龍Ver.OTOKO(SATA<->PATA相互変換)で解決した。こういったキワモノは使わないかもしれないが一応買ってしまってあるのだ。(笑)
  
  
 マザーによっては認識があまかったりするキワモノである。
  
   結果は起動時RAIDカードが立ち上がるのがウザイが正常に動作した。モードはストライプであるがドライブ1つでも動作してしまうのだ。やはりこのカードは名機だ。ただし、性能はイマイチなので迷機か。(^_^)
  
  以下はCFカード2枚でのシリコンディスクビルダーSDB25CFS/R5のベンチマークを示す。
  
  
  
  
  
  速度的には約10MB/secほど落ちているが、正常に動作している。
  まあ、ここまでして使う人は皆無であろう。(爆)
  
   これでは訳のわからないインプレになってしまうため、何もしないで正常に認識された環境(P45のP5Q)でのベンチマークも掲載しておく。
  CFカード1枚〜3枚までそれぞれ確認した。また比較用にシリコンディスクビルダーSDB35CFのデータも載せた。
  
  

  
  Readについては、CFカードの枚数に比例して速度が伸びているが、Writeについては、変化無しか逆に落ちている項目が多い。総合的に見てシリコンディスクビルダーSDB35CFよりも速度的な性能はあまり向上しておらず、むしろ低下傾向の様である。
  
  

  
  こちらのベンチ結果も同様の様だ。
  
  
  ・総括
   SDB35CFよりもWriteの性能は向上しておらず、むしろ下がっている。がReadの性能は少々上がっている。SDB35CFと比較するのは、ノートPC用であるという用途からすると間違っているかもしれない。ノートPC用として見れば、それほど悲観する事は無く、この性能で十分であると言える。(CFカード3枚使った場合)
  また、省電力・耐衝撃性は抜群です。容量的にも、今現在32GBのCFカードも発売されている事から96GBまで増やせ、RAID5の使用も視野に入れれば、用途次第で買いのアイテムになるだろう。
  
  最終更新日 :  
  2008/08/17