AMD Ryzen 9 3900 with ASUS PRIME X470-PROで Windows 7 を(サポート終了したけど・・・)もっと使い倒すw! のスペック

プロセッサ
AMD Ryzen™ 9 3900 Processor(3.1/4.3GHz,12cores/24threads,Cache L2/L3 6MB/64MB,TDP65W)  
CPU クーラー
COOLER MASTER MasterAir MA410P
マ ザーボード
ASUS PRIME X470-PRO   Manual、 BIOS、Driver
メ モリ
Crucial CT16G4DFD832A
16GB×2=32GB Dual Channel DDR4 3200 Memory
SSD
Intel® Solid-State Drive 750(SSDPEDMW400G4R5) (400GB NVM Express1.0、PCI-Express3.0 x4)
SAMSUNG SSD 980 PRO(MZ-V8P500B/IT) (500GB M . 2 2280、NVMe1.3c、PCI-Express Gen 4.0 x4)
Western Digital WD Blue™ SN550 NVMe™ SSD(WDS100T2B0C) (1000GB M . 2 2280、NVMe、PCI-Express Gen 3.0 x4)
ビデオカード
玄人志向 RD-RX550-E2GB/OC (AMD Radeon™ RX 550)
電源
玄人志向 KRPW-G530W/90+
ケース
SCYTHE WIND TUNNEL-SL
OS
Windows 7 Professional x64


紹介文

 2020年10月3日TDP65Wの「Ryzen 9 3900」が発売された。(AMDからは8月中に発売開始と言われていた)
発売日からは1ヶ月以上経ってからの購入となったのはASRock DeskMini X300を先に購入しRyzen™ 7 PRO 4750Gを先行させたからだ。

11月14日(土)Gさんへ向かった。
本CPUにはCPUクーラーが付属されてないので目に入った
MasterAir MA410P適当に選んだ。
が、折角なのでシステム全体のパワーアップを目論んだのだ。

ストレージ馬鹿として・・・まずはシステムドライブを変更すると決めた。
今ならSAMSUNGファンとして珍しく今だに逝ってなかったSSD 980 PRO択だ。
データ・ドライブもM.2の
WD Blue™ SN550が安売りで出ていたのでこれでOK。
グラボもRX550が安く出ていたのでこれでOK。

今回の捕獲品達



一応BIOSだけは以前に上げておいたのでRyzen 7 2700を入れ替えるだけなのだが・・・

キターッ!ここで問題発生!

CPUのグリスが固まっていてCPUクーラーが外れないのだ。
梃子でも動かないとは正しくこのこと・・・
最終手段のスッポンしかない(笑)
ヨッシャ!CPUの足も曲がらず綺麗に抜けた。


 

その後は何事も無く組み上がった。

SSD 980 PROなのだが・・・何も問題が無い訳でもないのだ。
それは
SAMSUNGからWindows 7 用NVMe ドライバが提供されていない事が判明していた。
今現在提供されているのは970までなのだ。(Windows 10 も同じく)
まあWindows 10 はそもそもNVMeは標準NVMeドライバでOKなのでドライバ要らずだ。
と言う事はWindows 7 では
SSD 980 PRO使えないって事か?(SSD 980 PROWindows 10 専用か?)

まあ良い。やってみれば分ること・・・ままよと実行することにした。

Windows 7 でNVMeのM . 2 SSDを使う為にはHotfix「KB2990941」を当てなければならない。
先人の知恵を借りるためにググってみると、ここで発見。ご丁寧に「477475_intl_x64_zip.exe」をサイトに置いてありダウンロード出来るようになってます。
「477475_intl_x64_zip.exe」は自己解凍ファイルなので任意の場所に解凍してインストールする。これで準備完了だ。

システムドライブへのOS移行はSAMSUNGのData Migrationを使った。
これ初めて使ったけど、めっちゃ楽だ。
インストール後起動させてポチるだけ・・・さらに移行時間も早くて言う事無し。
再起動するとSSD 980 PROがシステムドライブとなって起動した。



HWMonitarを見てみるとRyzen 9 3900は65Wなのに意外とお熱い。





MasterAir MA410PはシングルファンだったのでMASTERFAN MF120R A-RGBも追加購入しデュアルファンにした。
CPU温度は2℃位は下がった



と一安心していたら今度はCPUファンの回転が止まっていた

てっきりファンその物がお亡くなりになったと思いSickleFlow 120 MFX-B2NN-18NPK-R1をまたも追加購入。

ところが・・・ファンそのものじゃなくてマザーのCPUの4ピンが死んでいたのだった(ーー;)
何やってんだか・・・最初からCASEファンの4ピンに差し替えて確認すれば良かった
なおMASTERFAN MF120R A-RGBはバックプレート側の排気ファンとして働いてもらう事にした。



4ピン君微妙な壊れ方をしている様で時折生きているふりをするのであった(笑)



ここで以前のRyzen 7 2700の時に計画したが撃沈したSSD総動員計画の復活を思いついたのだった。
SSD総動員計画とは・・・SATA3増設カードAREA SD-PE4SA3ES4Lを挿して余っているSSDを全部入れ込んでしまう計画だ。
しかしながらRyzen 7 2700の時はPCIe接続のSolid-State Drive 750がシステムドライブだったため、SD-PE4SA3ES4LのBIOS ROMが当たってOSが起動できなかったので渋々諦めたのだった。
でもでも今回のシステムドライブはM.2なので実現可能な事に気付いた訳だ。
そうと決まればSD-PE4SA3ES4Lをインストールして4台の自作SATA3 SSDマンションを設置



10台のディスク ドライブは壮観だ



 エクスペリエンスは最高点のALL7.9
最下位のRX550でも7.9が叩きだせるとは・・・PCパーツは日進月歩だ。



以下はCPU-Zの各項目





Ryzen 9 3900はi9-7980XEと比べても遜色ない

GPU-Z



これが以前のシステムドライブ



これが今回の新システムドライブ



これが新データドライブ





一応
SD-PE4SA3ES4L実力を検証するため増設ドライブ速度比較した。
流石はMarvell、速度は落ちていない。



100万超えのCrystalMark 2004R7



メモリの項目がずば抜けて良いので歴代トップに躍り出た。



シネ番町の面目躍如



シネはスリッパの半分なので順当だ。



 


・総括

 SSD 980 PRO無理矢理Windows 7 を押し込んだが、体感的には動作が速く感じる様になった。がデメリットが無いわけではない。唯一のデメリットはOSの起動時間が遅くなったことだ。それは恐らくSSD 980 PRO専用ドライバが無い(標準NVMeドライバで起動する)ことに寄るものなのかもしれない。これをどう判断するかなのだ。嫌ならSSD 970 EVO Plusにすれば良い。
X470で頑張っている方にこう断言する。

「X470をアップグレードしない理由がない。お勧めのシステムだ。」

次回更新はRyzen 9 5000シリーズか?スリッパ3000シリーズか?又はRyzen 7 5700Gになるであろう。




最終更新日 : 2021/01/10

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