世界最速!128GB Crucial RealSSD C300 on AMD SB850!格闘編 ! のスペック

プロセッサ
AMD Phenom™II X4 955 Black Edition (3.2GHz@3.6GHzOC)
CPUクーラー
scythe 鎌クロス
マザーボード
ASUS M4A89GTD PRO/USB3   BIOS
メモリ
2GB×2=4GB Triple Channel DDR3-1600 Memory
CORSAIR TR3X6G1600C9
ストレージ
crucial 128GB Crucial RealSSD C300(CTFDDAC128MAG-1G1) (2.5-inch SATA 6GB/s)
Western Digital WD VelociRaptor (WD3000GLFS) (300GB,3Gb/s,16MBキャッシュ,10000rpm)
ビデオカード
SAPPHIRE Radeon HD 5770 1GB GDDR5 PCIE (ATI Radeon™ HD 5770)
ファンコン
scythe 風サーバー
OS
Windows 7 Ultimate x64


紹介文

 Crucial RealSSD は昨年から発表があったので、そのパフォーマンスを引き出せる環境を揃えて発売を待っていた。
環境はAMDでSATA3インターフェイスはU3S6。ところが、今年1月にMSI 790FX-GD70お亡くなりになり、急遽GIGA GA-790FXTA-UD5購入した。
A付きなママンは333が売りの今時なやつだ。名目上SATA3ではあるが、名ばかりのPCI Express 2.0のおかげでMax250MB/sと意味の無いSATA3となっている。
本来のMax600MB/sとするには、やはりU3S6を使うしか選択肢はないのだ。

Crucial RealSSD C300が発売されても、しばらく手に入らなかった。が、3月21日某Gさんへ行くと、そこのショーウィンドウには128GB Crucial RealSSD C300が鎮座していたのだった。もうこれを見てしまったら、逝くしかない!
翌日、怪しい海門500GBなHDDを売っぱらい、僅かながら下取りにし、\42,180(\44,480-\2,300)現金で目出度く捕獲!
よってストレージ的な台数は増えてない!

 1年保障。

 crucial色した凄いやつ!

 SATA3と言っても下位互換なのでSATA2と全く同じIF。

さあ!U3S6を介して
GA-790FXTA-UD5接続!
もうイケイケー的に気分は最高に盛り上がっていると、



待てど暮らせど、この画面から先に進まない!!!!!

?????何故?????

これは何かの間違いに違いない!気を取り直してもう一度起動させてみても全く同じで先に進まない。
ではHDDならどうだろうと繋ぎなおして起動させるも、撃沈!

色々ググってみても、解決策は見つからず・・・・・断念!
待てよ、これは
ASUSGIGAに対する嫌がらせか?己ASUSやりゃーがったな!
さらにさらに調べていくと、どうやら
GIGAママンの作りが原因らしい。4倍は4倍に挿しな!とかブリッジかけて使うことなんて許しゃーしないよ!みたいな。(笑)
おそらくは想定外の事なんだろう。

家には
ASUS使えるママンなんてあるわけもなく、Crucial RealSSD C300は空しくオブジェと化したのであった。激萎え〜!

考えるに、この状況を打破するには、もうネイティブなSATA3しかないだろう。
と言う事で考えた挙句、少し前に発売になった、890GX + SB850 な
ASUS M4A89GTD PRO/USB3候補に挙がった。SB850はいち早くSATA3をネイティブに背負ってるのが売りなチップセットだ。
あっ、
GIGA有ったけど、さすがにもう体が拒否反応を起こして買う気にはなれない。

ところが、軍資金はもう底を尽きて、びた一文出ない!4月までお預けよ!
行き付けのPさんに
M4A89GTD PRO/USB3取り置きをお願いし、おとなしく4月が来るのを待った。

4月2日、ポにとっての解禁!喜び勇んでPさん出撃!沼の仲間に見せびらかす。(笑)

 このママン一風変わったレイアウトになっており、最上段に白いPCIE x8スロットが!

 青いPCIEスロットがx16で、さらに白いPCIE x8スロットにスロット無効カードを挿さないと青いPCIEスロットをx16で使えないのだ。
初期のSLIじゃあるまいし、
ASUS開発力を持ってすれば、こんなカード不要に出来そうな気がする。
当たる時は、トコトン当たるもので、こんなスロット位置のために、

 KUROKOなケースの弱点であるスロット止め位置にビスの頭が、ポツンと出てる所へ丁度グラボがヒットしてしまった。ふざけるな!!もう強引に締め殺してやった。

4月3日、BIOSも最新に書き換え、やっとこさ、OSインストール!
ここまで来ればもう安心。Windows認証も取って、さあ!お楽しみ!ベンチ取りの開始!!

 シーケンシャルは良いにしても、ランダムな4K激遅!!!!!!

こんな遅いわけなーい!

何回かインスコしなおして、色々やってはみたものの、解決策がなかった。丸2日悩んだ。(大泣)

何回もBIOSと睨めっこしてると・・・むむっ!C1EがEnabledになってるじゃあーあーりませんか!
BIOS更新時にデフォルト設定になったままだったのだ!

C1Eをdisabledにして再起動!

 やったぜ!こいつが原因だったのか!公証値 (Read355MB/s,Write140MB/s)に嘘偽りは無い!

教訓!何かあったら真っ先にC1Eを疑え

 同じ34nm MLCのintel X25-Mも交えてベンチ比較してみた。
SATA2接続で比較した場合、intel X25-Mとそれほど大きな違いは出ず、Crucial RealSSD C300が頭打ちしているのが分かる。
SATA3接続では、intel X25-Mに圧倒的な差を付け、Crucial RealSSD C300の完勝だ!
正しく単体SSDの中では世界最速('10年4月現在)である。

ちなみに、U3S6は普通に使える事を確認した。が、折角なのでネイティブSATA3なSB850を選んだわけだ。

 CrystalDiskMark3.0の新機能テストデータ選択を試してみた。
結果、ほとんど誤差程度の違いしかなかった。SANDFORCEのようなデータ圧縮はしてないようである。

さらに、もう一つのCrystalDiskMark3.0新機能IOPSも纏めてみた。

 これまた公証値(4KランダムRead50000IOPS,Write30000IOPS)に嘘偽り無し!
また、この結果からもC1Eはパフォーマンスを低下させる要因であることは間違いない。

さらにベンチ!
 
 今回はじめてなAS SSD Bentimark!

 ここでもintel X25-Mと比較した。
やはり圧倒的に差を付けている。が、しかしCrucial RealSSD C300にも弱点が!アクセスタイムが遅いのだ。特にWriteが異常に遅い。

 HD Tuneでも同様にアクセスタイムが遅い。

さらに、さらにベンチ!



同様にintel X25-Mと比較してみた。
Crucial RealSSD C300はほぼ全域(8K以上)に亘って300MB/sを叩き出しており、SATA2の壁を破ったSATA3の面目躍如たるものがある。


・総括
  今回は(いや最近は「も」か?)、躓き倒して、やっとここまで上り詰めた感があり、このCrucial RealSSD C300に思った以上に愛着が沸いた
結果良ければ全て良し。今は幸せ感をたっぷり味わっている。
また今回の検証によってCrucial RealSSD C300は期待通りの性能を発揮したと言える。一見高価なSSDの様だが、価格的に128GBの容量でこの性能なら(おまけにSATA3と言う付加価値が付いて)、むしろコストパフォーマンスは高いと言える。
 crucialは新メーカーではあるが、性能的にいきなりトップに躍り出た新進気鋭のメーカーとなった。これからも期待十分だ。

最後に同時発売なcrucialメモリーの「Ballistix(バリスティックス)」シリーズも大変気になっている。逝っちゃうかも?


最終更新日 : 2010/04/10

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