新世代34ナノ intel X25-M SSDSA2MH080G2C1! MSI板の謎! のスペック

プロセッサ
intel® Core™2 Quad Processor Q9650 (3.0GHz@3.6GHz FSB1600MHz OC)
intel® Core™ i7 920 (2.66GHz@3.5GHzOC)
AMD Phenom™II X4 955 Black Edition (3.2GHz@3.6GHzOC)
マザーボード
ASUS P5Q   Manual、BIOS、Driver
GIGABYTE GA-EX58-UD3R   BIOS
MSI 790FX-GD70   BIOS
メモリ
1GB×4=4GB Dual Channel DDR2-800 Memory
SILICON POWER チップ elixir 0748 N2TU51280BE-25C

2GB×3=6GB Triple Channel DDR3-1333 Memory
CFD T3U1333Q-2Q ELIXIR

2GB×2=4GB Triple Channel DDR3-1600 Memory
CORSAIR TR3X6G1600C9
HDD or SSD
intel X25-M Mainstream (SSDSA2MH080G2C1) (80GB,3Gb/s)
intel X25-M Mainstream (SSDSA2MH080G1C5) (80GB,3Gb/s)
OS
Windows XP Professional Service Pack 3
Windows 7 RC x64
Windows Vista Ultimate x86 sp2


紹介文

  組み立てて以来Dragon Platformのストレージでずっと悩んでいた。プチフリSSD2台 RAID0(異種ではあるが)がこんな結果であった。

  ブロックサイズ64K
Seq Writeが1台分の速度も出ていない。

  ブロックサイズ128K
まあ許せる範囲かな?

 Acces Timeは0.2msのはずなのだが?遅い! CPU Usageも15.2%とは?

でもでもでも!PC起動する度に、起動時間がめちゃ遅くなっていった。なんでやねん!もうやってられない!
と言うことでプチフリSSDを降ろし、PC(Dragon Platform)の火を落した。
ポにとって不要になったプチフリSSD2台は、沼の住人に格安で放出。

 そんな折、intel X25-Mの怒涛の値下がりが続いていた。その理由は、プロセスルールの微細化された(50ナノメートル->34ナノメートル)新intel X25-Mの登場が明らかにされたからだ。これを知ったからには、逝かねばならない。
発売日が待ち遠しくて、今か今かと心待ちにしていた。にもかかわらず、発売直後に不具合で全て回収されたとの悲しいニュースが流れた。
そして、やっと8月末に再販売とあいなった。
 再販売前日、いてもたってもいられなくなり、某ワールドさんへ向かった。
相変わらずな沼の住人いる中、店員さんに明日発売な本SSDをお披露目してもらった。
ほ〜っ、茶箱 with 3.5in変換マウンタなのか。変換マウンタなんて要らね〜よ!
ジサカーなら変換マウンタの一つや二つ持ってるだろーが!
この日は「明日買いに来るから」と言い残し、おとなしくショップを引き上げた。



翌日、約束通り某ワールドさんで目出度く購入した。

 謎なMY SSD ROCKS!なるシールが同梱されていた。

 旧品と同様な作りだ。

 外観の違いは、ケースがアルミになったことだ。仕上げは汚いけど・・・

 折角変換マウンタが付属しているのだから、使ってみた。(笑)

さて、新旧SSDを比較してみた。

公証転送速度と実測転送速度(ICH10Rな環境にて)
旧型SSDSA2MH080G1C5 新型SSDSA2MH080G2C1
ASUS P5Q GIGABYTE GA-EX58-UD3R

Sustained Sequential Read: Up to 250 MB/s
Sustained Sequential Write: Up to 70 MB/s

Latency Specifications:
Read: 85 μs
Write: 115 μs
 
Sustained Sequential Read: Up to 250 MB/s
Sustained Sequential Write: Up to 70 MB/s

Latency Specifications:
Read: 65 μs
Write: 85 μs



































・総括

基本的にIDEモードでの比較をした。理由は旧型にはXPが入ってるからだ。
P5Q同環境でのCrystalDiskMarkのスコアは新型が全ての項目において勝っている。同じICH10でもチップセットが違う(P45対X58)とスコアも若干変わっている。
FDBENCHにおいても、同様な傾向が見られ、仕様は従来と同じであるが、新型は確実に性能を上げてきている事が分かる。

プロセスルールの微細化により、コスト低減・性能向上と良いことばかりであるようだが・・・理論的には書き込み回数は減るはずで寿命は短くなると思われる。まあ、この辺はあまり取り沙汰されていない様なので、あまり問題になるほどではないのだろう。
以上より、60%の値下げで価格的にこの性能であれば、現状SSD買うなら、これ一択しかないだろう。


さて、ここからは、本来のMSI板の問題に戻り、MSI板環境での本SSDの性能を見てみた。

公証転送速度と実測転送速度(SB750な環境にて)
IDE AHCI

Sustained Sequential Read: Up to 250 MB/s
Sustained Sequential Write: Up to 70 MB/s

Latency Specifications:
Read: 65 μs
Write: 85 μs
 






IDEモードとAHCIモードでの比較を行った。
結果は、どちらのモードもP5Q環境でのIDEスコアに遠く及ばず散々な結果であった。本来このSSDの最もおいしい4Kなスコアが最悪。
SATAではネイティブなAHCIの方が良い様に思ったのだが、全体的に見るとIDEのスコアの方が優秀であったのだ。(シーケンシャルな場合のみ優位だった)
HD TuneのCPU Usageは22.4%と異常な値を示してる。Access Timeに至っては0.3であり、どう考えてもおかしい。ネイティブなら無理が無くなり、もっと下がっても良いはずだ。
この理由は、はっきりしないが、MSIの作りがおかしいとしか思えない。(ネット上には、SB750が悪いような情報は無く、この板自体の情報が少なく比較しようがないのも事実ではあるが。)
まさしく謎であるのだ。


最終更新日 : 2009/09/01  

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