開発コードネームDeneb(デネブ)
熱いIntel Core i7には夏の季節は不向き。AMDはどうだろう?AM3
PhenomII 45nm SOI で125Wながら省電力機能のCool'n'Quiet 3.0を備える。
最高クロックも3.2GHzとなり、これを利用しない手はないと思い立った。
今回の捕獲品1式。
思い立ったら、即実行!
余っているPCパーツを処分し、軍資金を掻き集めた。
ますは、CPUだが、迷うことなくPhenom™II
X4 955 BEをチョイス。メモリは、先々を考えてCORSAIR
DDR3-1600の2GB3枚セット(Core i7用)。
マザーは沼の住人方イチオシなMSIの790FX-GD70。例のグラボ4枚挿しが可能な2代目である。また秋以降には発表されるであろう58xxをも見据えてのチョイスでもある。
ファンコンは、某○OAの投売りなサイズ
風サーバーをゲット。またCPUクーラーも投売りなサイズ
鎌クロスを捕獲。
さて、マザーの発売時期からして955BEを認識出来ずに起動出来ない?までいかずとも正常に認識出来ない位の覚悟はして起動ボタンONすると・・・
あーら不思議、若いBIOS(1.0)ながらもちゃんと認識して正常に起動した。ホっと一息、いやいや「つまらん!」(笑)
あまりにも普通なので、早速最新BIOS(1.3)にアップデート開始!
FDを用意すると、待望の不具合発生!FDDが壊れた!!
このFDをどうしろと・・・わはは、こんな時のためにBIOSにM-FLASHなるメニューが用意されている。
このM-FLASHはFATなら読めるので、USBメモリにBIOSファイル入れてBIOSアップデート開始!FDよりも読み込み速いので、いとも簡単にアップデート終了。とりあえずプチフリSSDにVISTAをインストール!
PIもやっとCore2に追いついたぞ。
OCの検証結果は、可もなく不可もなく、955BEを(昇圧せずに)軽ーく回してみたところ、3.7GHzまではWindowsが起動しベンチが通った。
余裕を見て3.6GHzで常用。58xx出るまではK10stat入れて省エネ・静音化。
ファンについては、120oファンを前面吸気1基、背面排気2基とCPUファンの全4基なので、風サーバーの4チャンネルで丁度だ。
これはBOXクーラーにての結果だが、アイドル30℃台は立派な数値だ。
ただし、温度が上がるとファンの音が結構五月蝿く感じる。これでは静音とは言えない。(ここで一応断っておくが、グラボは検証中のためHD3870を挿している。)
早速、鎌クロスの登場だ!
この鎌クロスが安い割りに優れているの所は、同梱の100oファンを120oファンに変更出来るところにある。
もちろん、120oファンは自前で用意しなくてはならないが。
ここで再度不具合発生!
CPUクーラーを取替えた時に、ファンコンの温度センサーを壊してしまった。よってCPU温度が非表示になっている。
100oファンの回転数は1300rpmでそれほど五月蝿くないが、やはり他が120oなので合わせたい。
と言うことで速攻で120oファンに変更した。
回転は1000rpmに統一した。
流石は120o、回転を1300rpm->1000rpmに落したにもかかわらず、CPU温度は下がっている。さらに鎌クロスの形状的特長により、ファンからマザーへ風がトップダウンし、満遍なく全体が冷えている。うたい文句はあながち誇大表現ではないようだ。
最後に、SB750の評価をストレージで行った。
これはOCZ Vertex Series SATA II 2.5"60GB SSD単体測定であるが・・・
う〜ん、妙に遅いなあ〜
やはり、SSDとの相性は良くないのかなあ〜
さらに、プチフリSSD3台を使い、RAID0を行ったが、SSD認識はするものの、アレイの構築は出来なかった。
このマザーにはオンボなJMicronが搭載されているので、変わりに試してみた。
どうやらハードウェアーRAIDの様だ。が、設定はこれしかなく、詳細(ブロックサイズ等の)変更は出来ない。
何故か?RAID未対応なCrystalDiskInfoがStripeと言うドライブ名で認識されている。
しかし、劇遅なスコアだ!SSD1台よりも遅くてどうする?
ところが、今日こんな劇速なスコアも出た!2度と再現しなかったけど・・・
どうやら相変わらず不安定なようだなMSI。。。あと1週間もしたら逝っちゃうなんて事ないよね・・・
・総括
今回タイトルに涼風としたのは、以下の画像を見て涼しい気分を(笑)味わっていただきたかったからだ。
ケース・オープンだとここまで冷えてくれた。
Core i7 では到底真似の出来ない温度であろう。これでも普通に安価なクーラーの結果なのだから。
Dragon PlatformはOCしても夏向きなシステムと言えるだろう。
最終更新日 :
2009/07/12