約半年間Atomを使い、途中SSDにシステムを入れて使っていた。SSDはVertex Series SATA II 2.5"60GB(OCZSSD2-1VTX60G)であった。
が、他のマシンとの能力差があまりに大きく、とても使っていられなくなった。SSDも速いはずなのだが、体感的にとても遅く感じた。
結局Atomは売り飛ばし、Vertexは外し、Windows
7 RC with
Core™ i7
920環境で使うことにした。
折角環境も替えた事だし、この際ファーム上げてしまおうとOCZのフォーラムを覗くとFW
v1.3なるファームが出ていたので、ファームアップしてから使う事にした。
今回のファームアップはFDDでもCDでもUSBメモリでも対応可能なファイルとなっていた。
どれでも良いのだが、USBメモリが簡単で早いため、USBメモリにFW
v1.3(3つのファイルFWUPDATE、PATCH、FWCFG)を入れてブートしファームアップした。
作業はとても簡単、ブート・ドライブをUSBメモリに変更して、USBメモリ挿してブートし、FWUPDATEと入力すると「ファームアップしますか?」と聞いてくるので、YをENTER。
すると対応ドライブを探してくれる。ドライブの番号をENTER、あっと言う間にファームアップ実行し終わる。再起動して終わり。
今回のファームはファームウェア・アップデート用のジャンパピンは使用せず。
ファ−ムウェアは1.3となっている。
よく見るとTRIM機能が有効になっている。
そして、噂のwiper0525を使ってみた。
ほんとに性能回復するだろうか?
wiper0525はコマンドプロンプトで動作する。自動で対応ドライブを探し、見つかり次第実行する。
以下は、wiper0525使用前後比較だ。
wiper0525使用前 | wiper0525使用後 |
Read: Up to 230 MB/s Write: Up to 135MB/s Sustained Write: Up to 70MB/s 64MB(30GB&60GB:32MB) Onboard Cache Seek Time: <.1ms MTBF 1.5 million hours |
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CrystalDiskMarkの転送速度的には、wiper0525使用前後による違い
がはっきり見て取れる。中でもRead Seq・Write 512K・Write 4Kは、
誤差では説明できないほどの向上が見られる。TRIMが効いている証拠であろう。
また、HD Tuneの波形も購入時にとても近い真っ直ぐになった。
購入時のファーム(v1.1)アップ直後のベンチ結果に比べると、5%〜10%あたりの落ち込みは回復してないが・・・。
このSSDは、wiper0525により、これだけ変わった。
これはやらない手は無い。
・総括
以上の結果から、Vertexを使っていて、最近どうも遅くなったとお嘆きの貴兄に持って来いのツールがwiper0525であることは間違いない。OS的にWindows
7 はTRIMを実装しているのだから。
最終更新日 :
2009/08/23