nForce680iのマザーが燃えたのを機に、昨年12月某日某GWにて話題のintel®
Atom™
330 with Mini ITX なマザーBOXD945GCLF2を見つけ、丁度ポイントもあった事だし、\9,000程で購入した。
ホホーッ、これが噂のAtomか!
HT搭載デュアルコアなCPUで生意気に4スレッドだと!
面白そうだ!
CPUオンボードで9,980円てか!ポイント使って9,000円だ。安っ!
SSD・DDR2メモリ・DVDドライブ・ケースは家に転がってる物で何とかなから、実質出費は9,000円のみ。思い立ったら即購入。
Mini ITXな規格はATXと互換性を保っている。バックパネルも同じなので、ATXケースにそのまま問題なく組めてしまうのだ。よって大型サーバーケースに入れ込む。
ファンレスに近い形で運用するには、これがお似合いなのだ。ってゆーか、これしか余ったケースが無かった。(笑)
電源は今主流な24ピン。余っているのは玄人思考460W電源だけ・・・、まっ、いっか。
メモリはMAX2GBなのでUMAX Pulsar 2GBを1本挿し。DVDドライブは大火を免れたやつをそのまま流用。あとはSUPER★TALENTなSSDにWinXP
he
SP3を入れる。
組み立ては、17p角なマザーにメモリ挿して、4箇所ネジ締めて、ケーブル配線。いたって簡単である。
でも待てよ、忘れ物は無いか?と考えたが、やっぱりこれだけだった。
大きなケースにポツンと17p角なMiniマザーが鎮座。
ケース内はとても広々(閑散?)としている。
起動させてみると、静かだ!
これめっちゃ良いかも。
こう静かだとファンももっと回転を落したくなる。ファンはSYS FANがBIOSでコントロ−ル出来るようになっていたので、SYS
FANに繋ぎなおして50%に設定。
(実際は50%までは下がらないが・・・)
これで万全。24時間動いていても低消費電力なため気にはならない常時稼動なインターネットPCの出来上がり!
疑似クアッドではあるが、ちゃんと4スレッドになっている。
吸排気ファンは一切回してないが、このまま使えそうだ。
このベンチ結果から、感じとしてはPentium4時代を再現している様な・・・
世代的に古いチップセットを使っているせいか、グラフィック性能はお世辞にも良いとは言えない。したがって、表示も速さを全く感じない。
ICH7なので、このくらいが妥当な結果だろう。
実際に使ってみての感想は、
ファンとしてマザーに40oファンが一個と電源ファン一個しか回ってないため、とても静かで夜にならないと音が分からない為、動いている事に気がつかない。そして、起動ドライブにSSDを使用しているからか、とても起動が速いことが上げられる。動作は(高性能デスクトップに比べると)お世辞にも速いとは言えないが、普通に使えるので不満は無い。
MiniITXな規格からか、PCIがひとつだけなため拡張性はほぼゼロに等しい。例えば、グラフィック性能を上げる用途に、このPCIへPCI接続なグラボを挿せば、もうこれだけで埋まってしまうのだ。
ディスプレイへの出力も、15SUBピンだけである。HDMIとは言わないが、せめてDVIを用意してもらいたい。
ここら辺がこれからの課題だろう。
・総括
intelの新たなる市場への意気込みが感じられる製品であることは間違いない。使い勝手と言おうか、ATXとは言わないまでも、マイクロATXなマザーの発売が期待されるが、このAtomはポにとって、とってもリーズナブルな製品に感じた。
最終更新日 :
2009/04/30