今現在HDDのインターフェイスは全てSATAに変わってしまい、IDEの物は無くなりつつある。 じゃ、昔のPCどうすれば良いの?
パワーアップしたいんだけど・・・とか、SSDを使いたいんだけど・・・とかね。
捨てる神ありゃ拾う神有り!有るんですよね世の中には!
SATA->IDE 変換基板なる物が!
全PCスピンドルレス化計画を遂行するにはこれしかないのである!!
このマザーA7M266-DのIDEは、UDMA100なので転送速度的には100MB/sが限界だ。今時のHDD及びSSDは殆どが100MB/sの速度は出ている。
よって理論上の限界速度をどこまで引き出せるかがカギである。
今回使用するSSDは、SUPER★TALENTなSSDのMasterDrive
MX (FTM30GK25H)だ。
ちなみに、普通に使えば、環境にもよるが、以下の性能は出てくれる品物だ。
こちらを参考に!
さて、今回選んだSATA->IDE 変換基板は以下の3点だ。
SNE IDES921
玄人志向
SATAD-IDE
AREA
W-I2SJ-01
実力シリーズ第3弾!ベンチ結果や如何に!
ICH10なSATA接続に比べるとSATA->IDE 変換基板接続は6割程の速度になった。
これは環境が最新な物との比較な為に、そのまま鵜呑みには出来ないので参考程度にして頂きたい。
とは言え、こんな昔のマザーにSSDでスピンドルレス化出来るのだから、ポ的にはこれだけでも価値がある。
比較してみると、SNE IDES921と玄人志向
SATAD-IDEは誤差範囲の違いでほぼ互角な速度が出ている。
AREA
W-I2SJ-01だけがシーケンシャルなReadで他の2点と比べて明らかに劣っている。
原因は定かではないが、AREA
W-I2SJ-01は他の2点と違い、SATA<->IDEの相互変換が可能なので、そこら辺に原因が有るのかもしれない。
さらに、ちゃんとSSDを認識出来ているか?をCrystalDiskInfoで確認してみた。
この様に、今回の3点はどれも同様に認識されていた。
・総括
今回取り上げた3点の価格は、玄人志向
SATAD-IDEとAREA
W-I2SJ-01が2千円程で同価格帯、SNE IDES921だけが1千円前半台であり最安価格だった。まあこれには訳があり、SNE IDES921にはケーブル類が付属されてないのだ。PCを自作していればケーブル類は有り余っているだろうから、性能に価格を加味して考えると、SNE IDES921がコストパフォーマンスに優れており一番買い得な結果であった。ただし、性能は振るわなかったが、AREA
W-I2SJ-01も相互変換が可能なことから、使用範囲が広がるので面白い選択になるのかもしれない。