AMD
Fusion APU "Llano Refresh" が数種類(末尾20系はTurbo
CORE搭載)発表された。その中でも注目は、同シリーズ最初にして最後になるだろうアンロックなA-3870KとA-3670Kである。ただし、グラフィックが劣るA-3670Kは眼中にない。
こちらもリニアに上がっている。CNEBENCH R10も行ったが、途中おかしなスコアがでたため、公開は止めておく。
初めてやってはみたものの、基本600MHzから1割くらいしかベンチ取れませんでした。電圧は弄らないので無理なんでしょうね。CPU側は3.0GHzのままでここまでが限界でした。(ベンチ中にグラフィック出力無くなってしまいます。)
Turbo COREは搭載されないA-3870Kであるが、何といってもCPU及びGPUクロックを上に弄れるのが嬉しい。
事前情報で予め分かっていたので、行き付けのショップに予約を入れておいた。当然、発売日12月28日に仕事が終わって('11年度仕事納めの日)からゲットした。A-3850でLlanoは使えるCPUという印象があったからこそのグレードアップである。
環境はA-3850からそのまま受け継いでいるが、前回と違ってオーバークロックありきなため、CPUクーラーは水冷を、メモリーはDDR3-1866を用意した。勢いでストレージもついでに変更しちゃいましたが・・・
今回のお箱様は黒いのだ!Black
Editionだから当たり前か。
まずは、マザーボードASRock
A75M-HVSのBIOSを上げておかないと認識されんのも嫌なんで、最新BIOS
1.6を落としてBIOSアップデート。
その後A-3850とA-3870Kを入れ替え、メモリーとCPUクーラーも取り替えた。そうそう思い出した、CPUのバックプレートも鉄板(じゃないとマザーボード基盤が負けてしまう)に替えないと。ってゆーかASRock末弟マザーボードの為、安さ炸裂のプッシュピン仕様だから、これは必須項目
。
ECOは水枕が高いのでラジエターに激ヒットなのでラジ天井吊りにて回避。(^_^;)
とりあえず起動させてみたら、朝だったため温度はめっちゃ低い。
さて、ここからはCPUオーバークロックだ。・Windows エクスペリエンス インデックス
これはA-3850と全く同じだったため、割愛する。・CrystalMark2004R3
ALU及びFPUはリニヤに上がっている。大してMEMは二次曲線的に上がっている。CPUのオーバークロック的にはCPU定格電圧で3.7GHzでも起動するが、負荷をかけると落ちるため、3.6GHzまでベンチを回した。
・CINEBENCH R11.5
ここからは、GPUオーバークロックだ。
こんな風に
クロックを変更するだけです。・3DMark06
・FFXIV
スコア2000オーバーを期待していたけど、無理だった。
以上、深くは突っ込んでないが、定格ではこの辺が常用限界かと思う。prime、OCCT等の負荷テストも通るため、3.6GHzから0.1だけ余裕を見て3.5GHz常用とした。
室内温度はそこそこ上がっている日中なんで良い感じかな。
・総括
今回
アンロックなCPUとしてOC目的で購入しているが、ほぼ思った通り(3.5〜3.6GHz予想)の結果に満足している。ただGPU側は、こんなもんか〜って感じでした。現状A-3850ユーザーであれば、あえて買い換えるほどの事はないだろうが、遊ぶのが目的であれば十分に有るとも言えます。
恐らくはSocket FM1としては、これが最後のアップグレードになるでしょう。本年第2四半期以降にはトリニティーがFM2としてデビューを飾ると思われ、AMDとしてはかなり短命なFM1プラットフォームになることを考えると、新規組みするならば使い方を考えて購入するのが良いと思う。
最終更新日 :
2019/01/03