Llanoに換わってTrinity! 待ちに待ったA10最上位のA10-5800Kが10月2日に発売された。
ソケットFM1は短命なのは最初から分かっていたので、適当なママンで良かったのだが、今回のFM2はある程度長寿らしい。がしかし、目ぼしいママンが無いのだ!
先の事を考えて、さらに新チップセットA85Xの特徴を生かしたい事からSATAポート8本は絶対に譲れない仕様だ。
発売1週間前、仕事が終わってから、行き付けのショップへ。
ポ:「SATAが8本付いたママンが良いんだけど、良いのあるかな?」
「eSATAに1本持っていってるのが普通なんだよね〜 eSATAなんて使わないからいらんもんね」
店員Iくん:「MSIのしかないです。」
「でも発売日が10月13日です。」
ポ:「でも、これしかないなら待ちます。」
という訳で、待ってみると・・・
10月21日に延期だってさ。
20日に行ってみると、さらに遅れて24日にまで延ばされた。
あまりに待ちかねたのか?Cool ITのECO水冷CPUクーラーのポンプが死んでしまった!!
仕方なくCPUクーラーを物色!
水冷ってポンプが壊れても気付き難いもんな〜。今回は空冷にまた舞い戻ろうか?
と考えてると、3K弱のSUSANOOとPROLIMA
TECHのGENESISが並んでいた。両者とも3K弱なのは同じであるが、ファンが付属するかしないかの差があるのだ。
見た目はやっぱSUSANOOに軍配が上がる。
ただ、ケースを選ぶCPUクーラーなのが難点か?
まあ、家のケースはそこそこ大きいからいっか。干渉があったら、ケース加工しちゃえばいいし。SUSANOOに決定!
そんで待ってる間にメモリーまでも・・・ママン長寿に期待して2133なメモリーを奢っちゃおう!等と有らぬ方向へ逝ってしまった。
今回の捕獲品。
10月24日に捕獲をしたのだが・・・気がつくともうすぐWindows
8の発売日じゃん!
で結局10月26日にWindows
8を捕獲!
やっぱり大散財になってるし・・・トホホ。
これもジサカーの性ですわい。
組むには難無く組めてmemtestまで不具合無し。
SUSANOOはデカイね。ATXなママンまでも隠してしまう勢いだ。
さあ!Windows
8 Pro x64インスコ!アップグレード版ではありますが、新規インスコね。
6K弱なお値段についつい手が出てしまった。家にはWindowsなんてたくさん転がっているんでアップグレード版でOK!
Windows 8は軽いですね。
軽いんだけど、謎の100MB領域が今回から350MB領域に容量増えてる。
350MBも何故に必要なのか?う〜ん、ますます謎は深まるばかりなり。
こんな事は気にせずにドライバでも入れましょうと、付属のCDを入れてみると・・・ドライバが全部グレー・アウトしてる。。。
ではMSIのサイトへ行ってみましょう。
オー!ノー!何も無い!
ということはWindows
8標準のドライバで使えってことか。
ちなみにママンの新BIOSが上がっていたので、すぐさまBIOSアップデートした。
ではデータ・ドライブ用のSSDを繋いで環境を整えましょうとしたところ・・・
SSDを全く認識しとらん!!この間まで使っていたSSDなのに!
何じゃこりゃ?デバイスマネージャにも現われてないじゃん!ちなみにVERTEX
3とC300である。
1番SATAポートにM4をシステム・ドライブで繋いで、8番SATAポートに光学ドライブ繋いでるわけだが・・・その他のポートはどこに何を繋ごうが全く無反応だ。
が、BIOS上にはちゃんと認識されてるんだな。
全く不可解だ!
もう何が何やら訳分からんくなったので、行き付けのP店にTELしたら・・・店員OさんがM4の新ファームの話をしてくれた。
まあ一応駄目もとでファームアップしてみたが・・・
何の変化も無かった。
もう昼だし・・・昼飯でも食べて頭冷やして考えようと外に出る。
出先で沼人のヒゲ氏からiPhone5に「今日は仕事ですか」とメッセージが入った。
「休みです」と返信したら、電話になった。
どうやらヒゲ氏はA10-5800K様のママンの情報が欲しいようだ。
が、こんな状態なんで〜と話してPCさらショップに持ち込んでヒゲ氏と合流した。
昔から三人(ショップ、ヒゲ氏、ポ)寄れば文殊の知恵と言うので、まあ何とかなるだろうと考えた。
色々やってみたが、いまひとつ解決の糸口が見つからない。
で、ドライバの話をしたら、もしかしたら他のママン・メーカーで出てないだろうか?
と店員Iくんが探してみたら、有りましたBIOSTAR!
BIOSTARもA85Xを出してたんですねー。さっそくチップセット・ドライバをダウンロード!
これが326MBもあるもんだから落とすのに数十分もかかったのだった。
やっと落ちたチップセット・ドライバを運を天に任せてエイッ・エイッ・エイッ!
おお!2番SATAポートに繋いでいる光学が見える!
やったー!!と思いきや!SSDを他のポートへ繋いだら見えんし!!
光学ドライブは繋げたままチップセット・ドライバ充てたので〜・・・
もしかして全SATAポートにSSD繋げば逝けるんじゃ?
早速、有りっ丈のSSD繋げてチップセット・ドライバを上から被した。
ズボシです!!
全SATAポートにドライブが見えるようになった!!!
やれやれやっと直った。目出度し目出度し。
SATA6Gが8本
問題なく動作しているようだ。
頭打ちしていたエクインもWindows
8から9.9が最高値となった。
A8-3870Kの後釜なのでA8-3870K以上のスコアにしたいね。
OCするしかないか。
A10-5800Kのコアは、Piledriverコアなんで〜要するにブル・コアの焼き直しなんだよね。
だからその発熱をしっかり冷やせられるSUSANOOは大正解だったようだ。
100ミリ・ファンを4基。ユルユル回してるだけでCPU温度は30℃ですわ。
リテールなんて60℃だもんね。
OC判定はOCCT4.3.1を1時間通過で良しとしました。
電圧: 1.54V
クロック: 4.5GHz(45倍)
に落ち着きました。
ちなみにOCはCurrent クロックを上げてやらないと、OCCTでは4.5GHzに貼り付きません。
最後に2133メモリの威力を
Low
2000を軽く超えるスコアです。
以上、掻い摘んでベンチをやってみたが、まずまずのCPU性能と言えるのではないだろうか。グラフィック性能はとても優秀であり、
この性能で13K弱な価格設定ならば、充分有りなAPUだろう。
・総括
今回
も不具合炸裂だったが、結構楽しめた。ハードウェア的には何の問題も無かったので、かなりお勧めな構成だと思う。グラフィックに拘るならば、より高クロックなメモリを積む事をお勧めする。またデュアル・グラフィックでも良いだろう。
Bulldozer登場
で危ぶまれたAPUではあるが、順当に進化しており、これから先がさらに楽しみなAPUである。
最終更新日 :
2019/01/03