intel
Z68プラットフォームの欠点はSATA3とUSB3.0がネイティブに搭載されてないことが挙げられる。特にストレージ馬鹿のポの場合は、これが致命的な欠点である。
SATA3に関しては最低でも4ポートは欲しい。
別チップで載ってはいるもののGIGA SATAは使う価値無し。
USB3.0においてもルネサス製以外はろくな物ではない!まともに使えないのだ。
(EtronのUSB3はデータ書き込み中にデバイスを見失うし。。。)
こういった問題を解決するには、かつてのU3S6ライクなインターフェース・カードが必須なのだ。
今年2月、玄人志向からまさにU3S6の再来を思わせる仕様のインターフェース・カードSATA3+USB3.0-PCIeが発売との嬉しいニュースが舞い込んだ。
1月末、これを知った時もういてもたってもいられなくなり、行き付けのショップへ向かった。
ショップで話を持ちかけたところ、SATA3+USB3.0-PCIeの事をまだ誰も知らなかったようだ。
知っていようが知らなかろうが、兎に角発注したのだった。
翌週、どうも2月中旬出荷になったらしいとのこと。
折角楽しみにしていたのにガックリした。まあ気長に待つか!と腹をくくった。
がしかし、土曜日(11日)に沼人がSkypeに入荷したと書き込みしてあった。これは引き取りにいかなくては!時間は閉店間際だったが、無我夢中で自転車こいでショップへ向かった!
U3S6と比較してみたが、
×4接続でブリッジをかけているのは両者共通の仕様。
ではあるが、やはり全く別物のようだ。SATA3+USB3.0-PCIeはロープロにも対応している。
さらにSATA3+USB3.0-PCIeはASMediaチップが搭載されているのだ。ASMediaチップ大丈夫だろうか?
早速インストール!
おやおや?
ポストしてもSATA3+USB3.0-PCIeが出現しません。
何故?
Windowsが起動するとOS上ではちゃんと認識されている。
さらにドライバをインスコすると全く正常に動作しているようだ。
デバイスマネージャーにはちゃんと認識されている。
ここでPC再起動をかけて、ママンのBIOSに入ってみると・・・SATA3+USB3.0-PCIeは全く認識されてません。要するにブートROMを持っていないカードのようだ。
すなわちこのSATA3+USB3.0-PCIeでは起動ドライブとして使えないということなのだ。(大泣)
玄人志向のどアホ!
では、SATA3の性能や如何に!ってことでPLEXTOR
PX-128M2Pにてクリスタルな結果おば。
遅い!シーケンシャル・リードが100MB/sも落ちてる!!
PCIeを4倍も食わせてるのに、この有様は何だ!
ASMediaなUSB3.0も試してみたが・・・まともにUSBデバイス認識出来ずにフォーマットしろとか戯言をぬかす。
玄人志向オワタ!
・総括
今回取り上げたUSB3.0+SATA6GインターフェイスのSATA3+USB3.0-PCIeは、U3S6もどきな粗悪品という結果となった。価格的にはU3S6よりも安価ではあるが、安かろう悪かろうが当てはまる良いとこ無しの物でしかない。
やはり性能を追い求めると本物のカードを買うしかないってことになります。
チップセットにネイティブに載ったSATA3及びUSB3.0に勝る物無し!!!
最終更新日 :
2019/01/03