CORSAIR
Performance 3にはやられた。久々の屈辱を味あわせてもらった。もう2度とMarvellコントローラーは買わねーよ!と誓って、SandForce第一陣のOCZ
VERTEX 3に期待をかけてずっと待っていた。
VERTEXシリーズは、初代から使っていて、その頃から体感的にも速く感じられ、ポ的にも大変好印象なSSDシリーズであるから、期待は大きい。
毎度のことながら入荷が遅れに遅れて(3月中旬→3月下旬→4月上旬→4月中旬)やっと待ちに待ったVERTEX
3が発売された。
発売翌日、行き付けのショップPさんへ行ったら、ショー・ウィンドウにこのVERTEX
3 120GBが鎮座してるじゃあーりませんか!
これは逝くしかあるまい!!!
すぐさま、店員Iくんに
ポ:「VERTEX入ってるねー。」
店員Iくん:「昨日休みだったから知らないんです。」
と言いながらショー・ウィンドウに向かう。
ポ:「これ新しいVERTEXだよね。これちょうだい。」
店員Iくん:「はい。」と言いながら、ショー・ウィンドウを開けVERTEXを取り出しレジへ。
レジで、
店員Oさん:驚いた顔して「これintelじゃないと駄目だって聞いてます。intelは無かったですよね。」
ポ:「intel環境はもう無いけど・・・intelじゃないと駄目なの?」
店員Oさん:「試した訳じゃなく、聞いた話なんですが・・・」
ポ:「ほんじゃ、試してみる!」
店員Oさん:「試すのにこの金額は・・・」と要らぬ心配をしてくれる。
通常、売り上げ第一なショップなら買うと言うお客を止めはしないが・・・フレンドリーなショップではある。
ここで店員Iくんが、プリント・アウトした以下の条項を見せてくれた。
ちなみにこれはASKのOCZ
Vertex3 シリーズの製品情報からだ。
これにはCrystalDiskMarkとATTO Disk benchmarkのベンチ結果(約500MB/sな結果である。)も掲載されている。
確かに、これを見るとintel指定しているかのように見える。intelの策略か?
BUT ! ネイティブSATA3であれば、intelじゃなくともAMDだって良いはずだ!(ドライバの出来不出来は否定しないが・・・)
ある意味これが、「ジサカー魂に火をつけた!」
こうして目出度くVERTEX
3 120GBを御買い上げ。
欲しくて欲しくて待っていたやつなので、開封時にも期待感で盛り上がる!! ソーレッ!ソレッ!ソレッ!お祭りだー!
!
毎度の事ながらOCZのパッケージはしっかりしている。SSDはスポンジで武装され、しっかり固定されているのだ。
2.5in→3.5in変換ブラケットも付属していた。最近のSSDは付属しているのが当たり前になってきている。
ポ的には変換ブラケットなんて全く不要だ。その分価格を下げてくれたほうが有難いのだが・・・ただ、このブラケットはOCZのロゴがプリントされているのでオリジナル感を楽しめるから許してあげよう。(笑)
早速、メイン機に繋げて、フォーマットをする。
クィック・フォーマットなのになかなかフォーマットが終わらない。遅いっ!まだかなー!いや、ほんとにフォーマットがこんなに長く感じたのは久しぶりだ。
まあ、期待して待っている時は往々にしてこんなものかも知れないが。。。
そしてまずはCrystalDiskInfoで、
何々電源投入回数は4回とな。これは動作テストをやっている証拠だろう。
ファームは2.02か。1.0じゃないんだな。OCZのVERTEXなだけに、これから怒涛のファーム更新が予想される。
さて、お待ちかね!これがCrystalDiskMark(ミーハーなNano Pico Edition)の結果だ!!!
ちなみにドライバは11.1だ!
データがオール0だとWriteはもはや別物で確かに公証値(Read550MB/s,Write500MB/s)は伊達じゃない!と言える。
データがオール1でも同様な結果だ。
SATA接続の単発SSDでは初の500MB/s超えではないか!!!
ベンチの値を見ただけでも驚愕なのだが、他メーカーのSATA3 SSDと比較して、さらにその違いをグラフ化したのが以下だ。
3種類のデータは平均して折れ線グラフにしてみた。この方法が良いか?は別として、一つの指標として見ていただきたい。
VERTEX 3 120GBは圧倒的な速さである!!!
ほとんどの項目でライバルSSDに大差を付けている。一昨年前発売のCrucial RealSSD
C300を比較するのはハンディーあり過ぎな感じもあるが、面白いのはランダム4K READでダントツなのだ。
イマドキなCORSAIR
Performance 3に対しても格の違いを見せ付けた結果となった。
次にIOPSを比較してみよう。
ここでもVERTEX
3 120GBは、ほとんどの項目で圧勝している!が、またしてもCrucial RealSSD
C300は大健闘している。C300は未だに侮れない存在だ。
最後に、他のベンチも掲載する。
大変良いスコアだ!
Max Performanceには(ATTO)と書かれており、本環境によるATTO実測値も公証値どおりの結果であり、カタログに嘘偽りは無いと言える!
以上の結果から、intel環境じゃないと駄目どころか、むしろAMD環境の方が良いベンチ結果(全体的に見てintelの6シリーズ同等以上から10〜35MB/sくらい良い値)となった。
よって、ASKさん、お願いがあります。
OCZ
Vertex3 シリーズの製品情報の記事を修正していただきたい。
以上。(笑)
・総括
今回のOCZ
VERTEX 3 Solid State Drives 120GB(VTX3-25SAT3-120Gは
、
現状紛れも無く最速のSSDであることは間違いない。さらに、おそらくはメーカーは問わずSATA3(6G)な環境であれば500MB/s級な速度が体験出来る唯一な存在である。
ドライバにかなり左右される
他メーカーのSSDよりもずっとすっと安定した速度が出せると思われる事から、コストパフォーマンスも悪くない大変お勧めなSSDだと言い切れる。
最後に、この記事を見た「あなた」。VERTEX
3使うならAMD環境SB850じゃなきゃ本来の速さは味わえないよ!と言っちゃってください。(笑)
最終更新日 :
2011/04/16