OCZ
Vertex Seriesが発表・発売され、
続いて発表・発売された128MBキャッシュ搭載のSummit Seriesにとても興味があった。
そんな折、某GWのリニューアル・セールをやっていた。
セールにはこれといって目ぼしい物はなかったが、ショーウィンドウで表題の物を見つけ、価格的にも、そこそこ安い25,980円の値札が付けられていた。
たぶん、平均的な価格であろうが、Vertex Seriesの方が何故か高い価格設定(今現在は2万数千円〜3万円弱)になっている。
キャッシュが多い分格上のはずだが・・・(?_?)
自作の鉄則「見つけた時に買え!」。直ぐに店員さんを呼んでお買い上げ!
やはりOCZな化粧箱だな〜。
早速、ベンチを採った。比較は同じくOCZのVertexで行った。
Vertex Series OCZSSD2-1VTX60G | Summit Series OCZSSD2-1SUM60G |
Read: Up to 230 MB/s Write: Up to 135MB/s Sustained Write: Up to 70MB/s 64MB(30GB&60GB:32MB) Onboard Cache Seek Time: <.1ms MTBF 1.5 million hours |
Read: Up to 220 MB/s Write: Up to 125MB/s Sustained Write: Up to 120MB/s 128MB Onboard Cache Seek Time: <.1ms MTBF 1.5 million hours |
Atom™ 330な環境にて起動ドライブでの結果 |
Core™ i7 920な環境にて起動ドライブでの結果 |
転送速度的にはSummit Seriesがintel
X25-Mにかなり肉薄して、良い感じな仕上がりを見せている。Writeにいたっては頭ひとつ飛び抜けている。
しかし、起動ドライブとして使った場合、Summit Seriesは20〜30MB/sほど転送速度が落ちてしまうのが惜しいところだ。
対してVertex Seriesは、落ちるもののSummit Seriesほど極端には落ちていない。またintel
X25-Mについては、誤差程度の違いしかない。これもintel
SSDが優秀であると言われる所以と言える。
Summit SeriesのFDBENCHの結果を見ると、intel
X25-Mをも追い越している項目が有り、とても良好な結果である。一年前に登場した10,000rpm HDD のVelociRaptorはFDBENCHの2Kな項目は頑張っているものの、その存在はもう霞んでしまってきている。
・総括
Summit SeriesのCrystalDiskInfoの情報を見ると、バッファ・サイズが不明となっているが、化粧箱
の128MBキャッシュという表示で間違いないと思われる。
その恩恵が、ベンチ結果に表れて好成績となっているのだろう。総じて言える事は、Summit SeriesはSAMSUNG製コントローラが良く出来ていて、今のところこのクラス(容量60GB)においては、転送速度性能を考慮した価格で考えた場合、ベストな選択肢であると言える。
最終更新日 :
2009/06/28