Windows NT 4.0 Workstationの最新セットアップ方法

1、ハード構成 (2003年11月23日現在)

プロセッサ
Intel® NEW!! Celeron® 2.4GHz(@3.2GHz、FSB533)
マザーボード
AOpen MX4BS    Manual、BIOS、DriverCPU対応表
bulletIntel 845 チップセット / Socket478
bulletMax. 3GB SDRAM × 3 / PC-133
bulletAC'97 オーディオ
bullet10/100Mbps Ethernetオンボード(Intel 82562ET PHY)
bulletUDMA33 / 66 / 100
メモリ
512MB
PC133 SDRAM
ハードディスク (全てIDE RAIDへ繋いでいます。)
HDD1(アレイ0)
Seagate Barracuda 7200.7 - ST340014A (40GB ATA100、7200rpm)
  セカンダリー・マスター(C起動ドライブ 4GB、Eドライブ 33.3GBの2パーテーション)
HDD2(アレイ1)
IBM (Hitachi Global Storage TechnologiesIC35L060AVER07 (60GB ATA100、7200rpm)
  セカンダリー・スレーブ (Fドライブ 57.2GBの1パーテーション)
HDD3(アレイ2)
Seagate Barracuda ATA IV - ST340016A (40GB ATA100、7200rpm)
  プライマリー・マスター(Dドライブ 37.2GBの1パーテーション)
RAID Controller
LSI Logic MegaRAID ATA 133-2 Series 524  (Striping/RAID0)
CDロム・ドライブ
AOpen CD-952E  (Gドライブ)
ビデオカード
GeForce2 MX 32MB (NVIDIA)
マウス
Microsoft IntelliMouse Optical    Driver
ケース
ANGEL PROJECT 917JL
OS
Windows NT 4.0 Workstation Service Pack 6a

2、目的・インストール形態

  1. このRAIDカードは何故か壊れているHDDでも動かしてしまいます。そんなわけで壊れた(ってゆーか、他のRAIDカードでは動作しなくなった)HDDを 再生して使う。どうも貧乏性が・・・
  2. 基本的にStripingですが、1基のみのアレイで構築する。こうしないと容量の違いで使えなくなってしまう領域が発生するから。
  3. 家庭内LANのファイルサーバ的な役割を担わせる。ファイルシステムは全てNTFSにする。
  4. 上のハードディスク構成を見ておかしいと思われるかもしれませんが、プライマリー・マスターのBarracuda ATA IV - ST340016Aが異様に発熱するので最上段に設置してヒートシンクを置いてやりファンで送風しています。上から1、2と順番にしないと訳が分からなくなるのでHDDは何時も上からプライマリー(マスター、スレーブ)、セカンダリー(マスター、スレーブ)としているのと、Barracuda 7200.7 - ST340014Aの転送スピードが一番速く起動ドライブにしたかったからこんな構成になっています。
  5. OSは、Windows NT 4.0 Workstation Service Pack 6aのみのシングルブート。

3、セットアップ

  1. 起動ディスク1をFDDに入れてPCを起動する。続いてインストーラーの言うなりに起動ディスク2を入れてやり、大容量記憶装置の検出時にとまります。
  2. ここで、手動で選択してやると確実に検出出来てハングも無くなります。Sキーを押してCDロムのドライバ”IDE CD-ROM何とか”を選択。インストーラーに要求されるまま起動ディスク3を入れてやる。
  3. さらにSキーを押して”その他の・・・”を選択してサードパーティーのドライバを要求されるのでRAIDドライバをFDDに入れてやる。
  4. 次はEnterキーを押してそのまま続行してセットアップCDも入れてやる。あとは、なすがまま・・・きゅうりがパパ。
  5. インストールが終わったら、サービスパック(IE4を入れるのでサービスパック3以上)を直ぐにインストールする。
  6. LANを構築しているのでLANドライバを入れる。
  7. IE4.01 SP1をインストールする。(デスクトップを統合インストールしたいので) この時に”古いファイルと置き換えるか?”というダイアログが出るので、”はい”を選択する。こうしないと最悪OSが起動すら出来なくなる。
  8. 次に再度サービスパックをインストールする。どうしてこうするのか?というとLANのコンポーネントをCDからインストールしたのでサービスパックが元に戻ってしまうためです。OSインストール時にLANドライバを組み込めば良いと思いますが、ドライバは全て手動で組み込むため、ファイル選択が非常にやり難いのです。
  9. IE6 SP1をインストールする。
  10. Windows Update にて最新のパッチを当てておく。
  11. IAA(インテル・アプリケーション・アクセラレーター)をインストールする。845の場合INFファイルは必要ありません。
  12. 各種ドライバ(ビデオ・オーディオ・マウス等)をインストールする。
  13. 最後にアプリケーションをインストールする。

 Windows NT 4.0 Workstationは、枯れたOSですが、大変安定しています。しかし、インストールには最近のOSと違って制限事項が多く気を使ってやらなければなりません。(ちなみに制限を上げると、インストール時には8GBしか認識出来ないのとNTFSでも4GBしかフォーマット出来ません。)さらに、USB2.0どころかUSB自体に未対応です。もし、USBに対応していたら現役バリバリで使えるOSだと思います。

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