4th Generation Intel Core i7 4770K Processor VS AMD Fusion APU 第4弾!"Richland" A10-6800K !  のスペック

プロセッサ
intel Core i7 4770K (3.5/3.9GHz,4cores/8threads,Smart Cache 8MB,TDP84W)   マレー産です。
CPUクーラー
Antec KÜHLER H₂O 620
マザーボード
ASUS Z87-PRO   BIOS
メモリ
CORSAIR VENGEANCE CMZ16GX3M4X2133C11R Dual Channel DDR3-2133 Memory 4GB×4
ストレージ
OCZ VERTEX 4 Solid State Drive 256GB (VTX4-25SAT3-256G) (2.5-inch SATA 6GB/s)
PLEXTOR PX-256M5S (2.5-inch SATA 6GB/s)
電源
Scythe 帝力プラチナNaked 500W (SPTRPN-500)
ケース
ANTEC LanBoy Air Red
OS
Windows 7 Professional x64


 

プロセッサ
AMD A10-6800K (4.1GHz,4cores/4threads,cache2MB×2,TDP100W)
CPUクーラー
scythe SUSANOO
マザーボード
MSI A85XA-G65   BIOS
メモリ
PATRIOT PXD38G2133C11K Dual Channel DDR3-2133 Memory 4GB×2
ストレージ
crucial M4 SSD 128GB(CT128M4SSD2) (2.5-inch SATA 6GB/s)
TOSHIBA HG5dシリーズ THNSNH128GCST (2.5-inch SATA 6GB/s)
OCZ VERTEX 3 Solid State Drives Max IOPS Edition 120GB(VTX3MI-25SAT3-120G) (2.5-inch SATA 6GB/s)
OCZ VERTEX 3 Solid State Drives 120GB(VTX3-25SAT3-120G) (2.5-inch SATA 6GB/s)
OCZ VERTEX 4 Solid State Drive 128GB (VTX4-25SAT3-128G) (2.5-inch SATA 6GB/s)
PLEXTOR PX-128M2P (2.5-inch SATA 6GB/s)
SAMSUNG MZ-7PC128 (SSD 830 Series) (2.5-inch SATA 6GB/s)
電源
scythe 超力 SCPCR-600(600W)
ケース
SCYTHE WIND TUNNEL-SL
OS
Windows 8 Pro x64


紹介文

 6月2日発売の intel Haswell(ハズウェル) はチック・タック戦略のタックとなる Ivy Bridge 後継の22nmプロセス製造CPUである。
今年になって Ivy Bridge の化けの皮が剥がれたのか、不具合(仕事をさせて放置しておくと固まる、USB3.0のカードリーダー認識不可等)にいい加減嫌気が差していたのだ。
おまけに圧倒的SATA6G不足!今更SATA3Gなんて有り得ん!
これらが解消されることを祈ってHaswellを待っていたのだ。

Haswellは省電力が謳い文句の様だが、ポにとって省電力なんてことはどうでも良い事。
不具合無く普通に使いたいのだ!

今回のHaswellは潤沢ではあるが少々お高いと噂されていた(馬鹿アベノミクスのせいで円安が拍車を掛けた)ので迷わず某Z店Sちゃん頼み。
発売当日、午前中に買い物を終え、午後から某Z店に向かった。

SちゃんにHaswellに逝きたいんだけど、今回は電源も対応電源でないと・・・という話から入った。
まずはCPU。もちろんCore i7 4770Kだ。(i5にしようかとも迷った時期もあったが、Sちゃんなら何とかしてくれるに違いないと妥協はしないのだった)
次にマザーボードだが・・・やっぱりASUSだろうなーと。PROあたりなら間違いないだろうとZ87-PROを選択。
最後に電源であるが、容量的には500Wもあれば十分。さらにプラチナであれば過不足なく使えるだろうとSちゃんに相談した。
帝力プラチナNaked 500Wが値引き対象品にはなってなかったが、もう少し引けますとの事。
この3点を纏めてお買い上げ。
予算内には入ったので、次のRichlandに逝けそうだ。

今回の捕獲品達。

  早速組んでみた。

初期不具合率100%のポはママン・メーカーASUSZ87-PRO製品ページを覗き、新しいBIOSが上がってないか?調べることから始めるのであった。(^_^;)
するとNo FilesになっていたのでMEMTEST86+ V5でメモリを2133設定で問題ないか確認した。
4本挿しで2パスしたので使えると判断。

ここまでは何の不具合も無く組めた。
がしかし、OSインストールで強烈な不具合勃発!!

何とOSインストールが途中で止まってしまうのだ!

????何で????

何回やっても再現します。
困った時の最小構成頼み。ってことでメモリを2枚でOSインストールしてみた。(CPU・ママン・メモリ・光学ドライブ・SSDの最小構成なんでメモリ減らすくらいしか・・・)
普通にインストール完了!
これも何回やっても再現します。

インストール後にメモリを4枚挿しにすると、ちゃんと起動して使える?かに見えた。が、何の前触れも無くイキナリ落ちたんです。

出ました!カーネルパワー!!
イベント・ログに残ってました。
これは不味い。
何とかせねば・・・
一応再度MEMTEST86+ V5で半日(12時間)かけて6パスさせてみたが、一つも赤を噴かない。MEMTESTでは診断出来ないメモリ不具合なのか?
翌日、某Z店のSちゃんに相談したが・・・分らんのでメーカーに確認してみますとの事。

購入から3日目、再びASUSZ87-PRO製品ページを覗いてみると・・・出てました6/3付新BIOS1007が。でもFirst Releaseとなってたんで・・・待てよほんとなら初期にこの1007が入ってなきゃならないのでは?
家のママンの初期BIOSを確認すると0903で一桁違ってるじゃん。
とにかく新BIOS1007にアップデートしてみた。

アップデート後、メモリ4枚挿しでOSインストール開始!
すると何の不具合もなくインストールが終了したのだ!(ただ若干インストール時間が長い気がしたが・・・)

さては、ASUSもメモリ4枚挿しOSインストール問題に気付いたのかも?

まあ理由はどうであれ、不具合が解消したのでメチャOK!

 アイドルは800MHz

エクスペリエンス インデックスはi7-3770Kと比べるとプロセッサ、グラフィックス共に+0.1となっている。

後々、この不具合話を某P店でも話した。
OSインストールをメモリ4枚挿しでやるアホなんて、ポみたいな逝っちゃってる沼人くらいしかいないから、これに気付く人間なんて、そうそういないよね〜と笑い飛ばしたのだった。(笑)
(その場にいた沼人ヒゲ氏や店員Iくんも激しく同意してくれたのは言うまでも無い。また店員Oさんは普通に4枚挿しでやりますよと気を使ってくれた。)

 6月5日、Richland(リッチランド) AMD A10-6800Kの発売日。約半年強前にA10-5800Kを導入していたので、今回はCPUのみの購入でママンはBIOSアップデートして使いまわすつもりだ。
会社から帰宅し、某Z店へ急いで向かった。
早速、店員SちゃんにHaswellが無事OSインストール出来た事を報告した。一回試してみたい様な話をしていたが、BIOSアップデートで不具合解決したので良いよと話した。
とりあえず今日はA10-6800Kの購入のために来たんだから、購入して帰らないと。
Sちゃんに、こいつはBIOSアップデートで逝けるよね〜と話して店を出たが・・・これが大変な事になろうとは、一体誰が予想出来ただろうか?

毎度の事ながらA10 680Kと0が一つ足りないがミスプリントではないと言う事なので気にしないでおこう。

まずはマザーボードMSI A85XA-G65のBIOSをRichland対応にしなければならないのだが・・・
MSIのダウンロード・サイトにはTrinityでBIOSアップデートをする事と謳われていたので、5800Kを使いアップデートに臨んだ。
BIOSはE7793V20である。
RichlandCPUSOPなるPDFファイルに説明が載っており、USBメモリにBIOSファイルを入れて、USBメモリ・ブートしてE7793V20を叩けとある。
(ってかさ〜、USBメモリ・ブートとか言われても知らん人もいるはずだよね!MSIさん、AUTORUNファイルくらいは用意しておいてよ。まあポみたいな沼人は普通にUSBメモリ・ブートしますけど・・・)
そもそもM-Flashがあるはずなのに何故にUSBメモリ・ブートをしなければならないのか?

う〜ん、怪しい!何か起こりそうな悪寒。

とにかく書かれている通りやってみた。受けた印象としては書き換えが妙に遅いけど・・・何事もなくBIOSアップデート完了。

ところがである。

再起動後、BIOSに入り ブート・ドライブ選択でSSDのドライブが7個出現するはずであるのだが!

 こんな状態になっている。

これではドライブの起動順が選べない!! 辛うじて7番目のポートに繋がっているVERTEX4のみ表示されているのはご愛嬌。

しかしSATA ポートの認識確認をすると

 ちゃんと認識されているのだ。

あまりにお馬鹿過ぎて言葉も出ない。

一応SATAポートの番号順に起動するので、そのように差し替えれば、思ったような起動順にはなることが分った。ってポートを差し替えて起動順変更なんて・・・やってられん。

これで起動してみると・・・

 メモリのCLがおかしな数値になっている。

XMPでは11−11−11となっているが、実際には16−11−11で動作しているのだ!!そんな馬鹿な!!!

BIOSで変更しようとみたら・・・XMP読んでるから変更不可だと。

流石はMSI品質!

過去にMSIママンをいくつか購入した事があるが、ロクな物でなかった。
今でも覚えているのがATHLON X2が出た時、X2専用のBIOSなんていうお馬鹿なものがあったり、790FXの時も突然死だった。さらに4コアが出た時にX2じゃないとBIOSが上がってこない件も。。。

コアなジサカーでなければ、こんなん(メモリタイミングの件)普通にスルーしちゃうんだろうけど、ポ的には絶対に許せん!!!

まあとりあえずはこの状態でベンチマークを取ってみた。

 何か微妙な結果だ。クロック上昇分だけの向上か?OpenGLに至ってはA10-5800Kよりもベンチ・スコア下がってるし。

ここからはCore i7 4770Kを交えて比較してみます。

 ってゆーかA10-6800Kは4コアもどきなんで、比較対象にはならんので〜、歴代のi7とFXを比べてみた。

3770Kとの比較であれば、Core i7 4770Kは10%くらいは性能向上してる模様です。がしかし、めっちゃ熱いのでOCはほとんど無理です。(この原因はお馬鹿グリスに違いない)
4GHzが限界くらいな感じです。でもクロック比較した場合、3770Kから+0.3GHz〜+0.4GHzの性能は向上してるので、まあ良しとしておきます。

次にCrystalMarkです。

 Core i7 4770KはALUもFPUも(+7000〜+10000)順当に3770Kから向上してます。特筆すべきはMEMで+22400も向上してます。

対するA10-6800Kも5800Kから10%くらい向上してます。


最後にFF14をば。

Core i7 4770Kは3770Kから35%くらい向上してます。

対するA10-6800Kは5800Kから向上はほぼ無い。

で、3770K+Z77での冒頭に上げた不具合は解消できていたのか?
答えはNO!
映画を2本纏めて観れなかったのが、固まらずに観れるようになったのは大きな進歩と言っていいのか?悪いのか?こんなん出来て当たり前の事だろうが!!!
USB3.0のカードリーダー認識は、一見直っているかに見えたが・・・実際はカードリーダーからのコピーをしてみたら、途中で止まってしまい使い物にならず。結局進歩無し!



・総括
 今回は購入後結構日が経ってからのレビューとなったが、intelAMDが同時期に新製品を出したので不具合確認が大変であった。
実使用において不具合無く使えないと購入した意味が無くなってしまう。初期不良ならば直ぐに交換をせねばならないから、不具合確認は大事なのだ。
MSI A85XA-G65の不具合は初期不良には当たらないため、どうしたものか?思案中。BIOS待ちかな。
今回のHaswellは目的を達成してませんが、ストレージ馬鹿のポとしてはSATA6Gが6本になったのは大歓迎。まあ、これで良しとしておこう。
来年はHaswell Refreshのようなので、大きな変化は無いと思えるが・・・とにかくUSB3.0をちゃんと使える様にして欲しいのだ。intelさん、来年こそは!頼みますよ!
と言うよりも、Haswell-Eに期待してるのだ。ただしDDR4メモリだとか・・・う〜ん、Sandy-Eを超える大散財の悪寒。。。


最終更新日 : 2019/01/03

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