intel Core i7-3930K(C2) with ASUS P9X79 PRO 最上位プラットフォームの証 4チャンネルDDR3 メモリ大量搭載! のスペック

プロセッサ
intel Core i7 3930K (3.2/3.8GHz,6cores/12threads,Smart Cache 12MB,TDP130W)  リカちゃんな原産国。
CPUクーラー
intel RTS2011LC
マザーボード
ASUS P9X79 PRO   BIOS
メモリ
ADATA AX3U1866GC4G9B-DG2 Dual Channel DDR3-1866 Memory 4GB×2 ×4セット
ストレージ
ccrucial M4 SSD 128GB (CT128M4SSD2) (2.5-inch SATA 6GB/s)
PLEXTOR PX-128M2P (2.5-inch SATA 6GB/s)
crucial 128GB Crucial RealSSD C300(CTFDDAC128MAG-1G1) (2.5-inch SATA 6GB/s)
ビデオカード
SAPPHIRE FLEX HD5670 1G GDDR5 PCI-E DL-DVI-I+SL-DVI-D/HDMI/DP (ATI Radeon™ HD 5670)
電源
SilverStone SST-ST75F-P
ケース
SILVERSTONE RAVEN RV03
OS
Windows 7 Ultimate x64


紹介文

 昨年登場した intel Sandy Bridge-E series は従来の Nehalem の後継となる32nmプロセス製造のCPUである。
かつてi7 920使っていたので、Sandy Bridge-Eは発表時からとても気になっていた存在であった。が、その頃丁度AMD FX series 及びi7 2700Kの発売と立て続けに発売ラッシュで金銭的理由により逝きそびれていたのだった。
チャンスがあったら逝く覚悟があったので、Ivy Bridge発売が遅れ気味となった今しかないと判断し購入に踏み切った。
i7-2700Kには正直嫌気が差していたので、そうと決まれば未練など微塵も無く何のためらいも無く売り払った。


今回の捕獲品達。

CPUは、Sandy Bridge-Eであれば中位のi7 3930K一択。であるがこれらにはCPUクーラーが付属されてません。まあ、付属のクーラーなんて使うことは無いのですが・・・
その代わりと言っちゃー何ですが、intel純正の簡易水冷RTS2011LCなるものも同時発売されており、こいつはintelロゴが青く光るらしいので、ミーハーなポとしては飛びついたのだった。(笑)
次に肝心要なママン選びであるが、最上位プラットフォームの証となる4チャンネル8本挿しメモりが必須条件となる。
またケース的にATXサイズであること、そして最後に信頼のブランドってことで、ASUS P9X79 PRO をチョイスした。
信頼のという項目が引っかかる感じではあるが、これには訳があるのだ。
その訳とは、昨年一年間逝く物逝く物全てが撃沈コースまっしぐらな年だった中、ASUSなBobcatと990FXなSABERTOOTHがとてもまともであった事が挙げられる。
GIGAの3D UEFI BIOSにもクラッと来たが、i7-2700Kで使っていたママンがGIGAで起動時に怒られたり、固まったりしていたのであえて敬遠した。
8本挿しを夢見るメモリは、昨年購入したADATAAX3U1866GC4G9B-DG2が良い感じで使えていて価格的にも財布に優しい事からこれならたぶん8本も逝けるだろうと、あと3セット揃えた。
最後にOSはWindows 7 Ultimate x64。間違ってもWindows 7 Home Premiumでは駄目です。メモリ搭載16GBの縛りがあるから。

早速仮組みして、まずママンのUEFI BIOSを確認。
起動ボタンを押すと、難無く起動した。
すると、ファースト・リリースな初期BIOSだったので、最新を落としてBIOSアップデート。
再起動後・・・BIOSロゴで固まった・・・マヂでー!
いきなり不具合の洗礼を受ける。。。

リセット・ボタンをプッシュ!
再起動して、今度は普通にBIOSへ入れた。ふー、ママン生きとった。一安心。
BIOSバージョン0906を確認した。

その後、50パーセントの確率で起動時固まる現象が続いたのは言うまでも無い。。。(泣)

まあ、この位の不具合が無いと面白くない!と自分に言い聞かせる。(^^ゞ

今回の構成で一番気にかかっていたのが、メモリである。
と言うのも、型番こそ同じ物であるが、昨年購入の初期のロットが1セット混ざった状態なのだ。

うーん、怪しい。実に怪しい!
と言うことでメモリテストをかけてみた。

流石に32GBと大量搭載したメモリ容量なので、2パスで7時間半を費やした。

エラーは皆無だった。
では何が原因なのか?

こんな時は、一つ一つのパーツを外して様子を伺うのだ。
もう馴れっこなんで・・・(^_^;)
まずはUSB機器を疑った。USBといってもこれと言った物は挿してないが、マウス及びキーボードを切替機経由で挿しているため、生挿しに替えてみた。
すると嘘のように安定した。全く固まる気配が無いのだ。ヤッタネ!と小さくガッツポーズ。

ならば(性懲りも無く)他の切替機はどうか?
これが何と他の切替機は何の問題も無く起動する。所謂、相性というやつなのである。

さて、不具合解決したので、本組みを行った。

キター!ここでまたもや不具合発生!!
水冷のラジエターをシュラウド付ファンにしたところメモリの櫛(ヒートシンク)に激ヒット!!!
そうかー、普段メモリが付いて無い場所に付いてるからなー。メモリ対シュラウド!どっちを選ぶ?と言ったらメモリを選ぶしかありえん。泣く泣くシュラウドを外し、ファンを付け直した。
これが妥協その1である。



確かに光ります。アクリルパネル必須。



なかなか良い感じです。

OSインストールも難無く終了。

ちゃんとメモリ32GB認識できてます。

グラフィックは4画面出力の拘りから7.0は仕方ないってゆーかゲームなんてやんないし。OK!

 憧れの12スレッドです。ムフっとなりますな。

 何と!SATAコントローラーのドライバが一番下の記憶域コントローラーに属してます。ドライブもSCSI扱いなんですね。C600なんで基本サーバーなSASなのかな。

一応CPU-Zで確認です。


 4チャンネル・メモリなってますね。

ストレージ馬鹿としてSATA6Gの性能を確認しておかないと。

 OSが入ってるドライブとしては上出来ですな。

この辺でOC逝っときます。

OCと言ってもメイン機なんで「POC」が基本です。
POCのクロックは最上位以上が目標となっているが、今回の場合そのクロック差は0.1GHzしかないので、今回に限り定格クロックの10%増しを目標とする。
したがって、Tb時3.8GHzから4.2GHzにする。
このくらいのOCなら余裕のヨっちゃんですわい!と高をくくっていたら、トンでもない結果が待ち受けていたのだった。

OCのやり方(BIOS設定)
bulletAi Tweaker menuタブ
「Ai OverClock Tuner」[AUTO]
Manual:CPU,Memory全項目をマニュアル設定
X.M.P:X.M.Pプロファイルを読み込んでメモリのみ自動設定
今回の場合X.M.P対応メモリのため「X.M.P」を選択。
Manualの場合はサブメニューが出現し、BCLKが弄れます。CPU Strapの項目でBCLK125が使えるようです。
「Turbo Ratio」[AUTO]
通常「By All Cores(Can Adjust in OS)」を選択で良いかと。
「By All Cores(Can Adjust in OS)」[AUTO]
CPUの最大動作倍率を指定。
今回は4.2GHzが目標。BCLK100MHzの場合なので、「42」を設定。
「Memory Frequency」[AUTO]
今回は「DDR3-1866MHz」を選択。

CPU電圧は決め打ちすると省電力が出来なくなる為弄りません。
OC設定はほとんどこのタブに集約されており、今回のOCくらいでは他の設定は全てデフォルトで良いと思います。

といったところで、かなり簡単な設定です。

OC設定が終わったら、負荷テストです。これをやっておかないと使い物になりません。
prime95を朝からスタート!



6時45分にスタートして21時10分頃に終了です。このままではファンが煩くて眠れないので・・・

コアの温度差が大変大きいですね。温度の低いコアと高いコアでは15℃の差があります。低い コアが優秀なのか、高いコアがお馬鹿なのか?ははっきりしませんが、これから夏場を乗り切るには今の時期最高でも80℃以下におさえたい。
今回の最大温度は79℃を示していることから、いっぱいいっぱいな感じです。(^_^;)
一応、4.3GHzにも上げてみて負荷テストしましたが、CPU電圧のASUS盛りが始まり1.4V弱も電圧をかけまくります。よって温度は一気に上昇してしまい見るも無残な結果でした。
この検証から常用最大クロック4.2GHz、CPU電圧1.3Vで落ち着くことに。妥協その2。

CPUクーラーが玩具な簡易水冷なので無理をしてはなりません。

ここまで来たら一応ベンチです。
X58の後継なんでPOCi7 920との比較をします。

・CINEBENCH RELEASE11.5

POCi7 920

POCi7 3930K

CINEBENCH R11.5のCPU項目を比べると2倍以上のスコア・アップがされてます。いやはや凄まじいパワーですね。
他サイトのスコアと比較してみると、家のやつは妙にパフォーマンスが良いんです。メモリの差なのか?ママンの差なのか?よく分かりませんが良いに越した事はないので気にしない事にする。


昨年の同時期に発売されたCPU達との比較も参考に。

同クロックで比較した場合、他のCPU達では全く歯が立たない感じです。

もう一つCrystalな結果おば。

・CrystalMark2004R3

POCi7 920

POCi7 3930K

CrystalMarkなMEMのスコアも約2倍になっている。4チャンネルの恩恵でしょうか?

他のCPU達との比較もしてみました。



ここでもi7 3930KのMEMのスコアが突出しているのが良く分かります。


・総括
  X58の後継なX79を導入して思った事は、最上位はやはりメイン・マシンに相応しいなあーと言うことです。
明らかな体感差を身をもって体験したことにより、i7 920i7 3930Kは間違いなくお勧めなシステム・アップだと断言出来ます。昨年からのシステム・グダグダ続きで萎えていたポであるが、やっとまともなメイン機が出来上がって 大変満足してます。でもって、これでやっと思い残すこと無くストレージ馬鹿に徹する事が出来る。って馬鹿は死ななきゃ直らない。(^^ゞ

来月には、Ivyな4コアCPUが発売されそうで、またTrinityなAPUも発売を控えており、とても楽しみにしております。金銭的に全部逝けるかどうかは分かりませんが、是非サブ機に据えたいなあ〜と。


最終更新日 : 2019/01/03

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