L1 D-Cache 32KB | |
L1 I-Cache 32KB | |
L2 Cache 2048KB |
Intel®
865PE
チップセット / Socket478 Socket 478 for Intel® Pentium 4/Celeron up to 3.2GHz processors. Supports Intel Prescott CPU |
GIGABYTE
i-RAM
逝ってみました。静音マシンを夢見て、Pentium
M 770
とゲタCT-479の組み合わせです。こんな組み合わせ私だけかも?
i-RAMは10月には入荷しているにもかかわらず、かなり遅れてのレビューになりましたが、使えるか?を検証したいたのでご了承下さい。
さらに、うかうかしてたらrev1.2が出ました。(^_^;)
どうせなら一緒に使ってみようと言うことで、rev1.0とrev1.2の性能に違いはあるか?も検証してみました。
バッテリーが見えます。(^^)
これのおかげでデータ保存出来るわけですね。 rev1.0
rev1.2
並べてみました。(^^) パッケージデザインに違いがあります。
今回マザーはASUS
P4P800
SEでありチップセットは言わずと知れたICH5Rです。ICH5RはGIGABYTEではi-RAMの対応リストに載ってません。(^_^;) しかし、成せばなるの精神で人柱してみました。結果は何事も無く普通に(SATAのHDDとして)認識してくれました。やれやれと思ったのも束の間。OSがインストール途中で止まってしまいました。OSを変えてみたり色々とやってみましたが、原因不明。仕方なく翌日の朝に再挑戦!ところが何と止まらずにインストール完了したのです。Windows
2000もWindows XPもOKでした。ここで気が付いたのですが、熱が出ていたのでは?と。朝のほうが当然冷えているわけで、上手く言ったと推定しました。実際にメモリを触ってみるとかなり熱を持ってます。熱いと感じます。この対策として120ミリファンを直接吹き付けてみました。これが副うをこうしたのか安定してインストール作業が出来るようになりました。
(なお、rev1.2はファン無しでインストール出来ました。安定しているのかも?)皆さんi-RAMは熱いですから熱対策をしましょう。(これはメモリの種類とか容量にも関係するかも分かりません。検証出来ないので悪しからず。)
さて、やり方です。
余っているDDRメモリがあればそれを利用する。無ければ購入する。たぶん、購入することになるでしょう。(^_^;) | |
i-RAMにメモリを挿す。 | |
適当な空きPCIにi-RAMを挿す。かなり大きいので干渉に気をつけましょう。 | |
ケーブルを繋ぐ。 | |
熱対策をする。 | |
PC起動。BIOSで認識されればOK。 | |
あとは使いたい様に使う。 |
Read |
63602 136351 136351 |
Write |
60093 130779 130946 |
RandomRead |
29510 133681 133507 |
RandomWrite |
25696 64200 64200 |
HDBENCHではHDDに比べ i-RAM が読み込み書き込み共に2倍以上速いです。rev1.0とrev1.2の差はありません。
・FDBENCH
ReadWrite |
41769 115579 116101 |
Read |
62362 136351 136351 |
Write |
50393 130946 130946 |
Random Read |
29124 130779 133507 |
Random Write |
25196 64240 63602 |
Copy |
4731 142501 151861 |
2K |
5658 345582 359892 |
32K |
6012 172422 193608 |
256K |
4626 40734 42480 |
Variable |
2628 11268 11466 |
FDBENCHでは2倍以上、項目によっては5倍以上の良い結果でした。 rev1.0とrev1.2の差は殆どありませんが、COPY・2K・32K・246Kではほんの少し差があるようです。(誤差かもしれませんが、i-RAM はHDDほどのバラツキは無いので)
・HD Tune
Minimum |
48.0 122.1 122.7 |
Maximum |
62.5 123.5 123.8 |
Average |
57.3 123.4 123.7 |
Access Time |
11.0 0.0 0.0 |
Burst Rate |
85.8 123.9 124.2 |
CPU Usage |
3.3 7.8 7.9 |
・DiskSpeed32
Avr. access time |
11.1 0.0 0.0 |
Read burst speed |
103.7 133.4 133.3 |
Max.. speed |
69299 126314 126088 |
Min. speed |
42207 125913 124072 |
Avr. speed |
67709 126236 125971 |
Cur. speed |
68335 126254 126031 |
Test time |
644 41 41 |
HD Tune と DiskSpeed32 はほぼ同じ傾向をしめしており、HDDよりも高性能であることを示しています。アクセスタイムにいたってはメモリならではの0です。rev1.0とrev1.2の差はありません。
これらのベンチマークには表せませんが、フォーマットが非常(異常?)に早いです。一瞬です。
ベンチマークでは以上の高速ぶりを発揮しましたが、実際使ってみても速さが実感出来ます。(シークタイムが0に近いのが要因でしょう。)
またrev1.0とrev1.2の差は無いに等しいと思われます。って当たり前か・・・
ただし、rev1.0はrev1.2よりも不安定な感じを受けました。実際にOSが落ちたりしました。rev1.0は1ヶ月使用して未だにバッテリー切れを起こしてません。rev1.2はOSをインストールした翌日に綺麗さっぱりOSが消えました。(^_^;)
ただ単に充電不足だったのかも知れませんが(充電ランプ未確認)・・・RAMとはこういうものだと思って間違いないので油断は禁物です。
はっきり言ってi-RAMは買いだと思います。(使い方次第ですが・・・)ただ惜しむらくは、インターフェイスがSATA150なので転送速度が頭打ちしていることです。
欠点はHDDには戻れなくなることかも?(^_^;)
最後に私はこうやって使っているという例を上げておきます。
i-RAM
は2台(1台はシステム・1台はプログラム及びデータ)でブラウジング及びホームページ更新用として使ってます。
シャットダウンはせずに、suspendの項目をS1にして電源供給をする設定にし、休止状態で使います。(こうすることによってバッテリー切れの対策とします。)この効能はさらにOSの起動が速くなることです。これも使い出したら止められません。
必要最低限のアプリで構成しました。
Cドライブの空きを確保するために仮想メモリを、もう1台のi-RAM
(Dドライブ)に。
最終更新日 :
2005/12/23