GIGABYTE i-RAM(rev1.0 & rev1.2) + ICH5R + M 770(2.13GHz) + ゲタ(CT-479) のスペック

プロセッサ
Intel® Pentium® M 770 (2.13GHz FSB533MHz) SL7SL 7450A578 (@2.5GHz FSB667MHz)
bulletL1 D-Cache 32KB
bulletL1 I-Cache 32KB
bulletL2 Cache 2048KB
CPUクーラー
Intel® CT-479純正クーラー
CPUファンレス
マザーボード
ASUS P4P800 SE   Manual、BIOS、Driver、Utility
bulletIntel® 865PE チップセット / Socket478
 Socket 478 for Intel® Pentium 4/Celeron up to 3.2GHz processors. Supports Intel Prescott CPU
メモリ
256MB×2=512MB Dual Channel DDR 400 Memory
ITC PC3200 DDR SEITECチップ 0314W DDR32M8AT-7
ハードディスク
GIGABYTE i-RAM (SATA150)
Elixir M2U1G64DS8HB1G-5T 1GB DDR400MHz CL3 × 4
hynix HY5DU12822CTP-D43 1GB DDR400MHz CL3 × 2
ADATA ADD8608A8A-5B 512MB DDR400MHz CL2.5 × 1
Mtec TTD7608F8E75B 512MB DDR266MHz CL2.5 × 1
ビデオカード
RADEON 8500LE 128MB
スーパーマルチドライブ
LG GSA-4163B
マウス
Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer(レザーブラック)   Driver
電源
EVER GREEN SILENT KING-4(450W)
OS
Windows 2000 Professional Service Pack 4 + DX9.0c

紹介文

 GIGABYTE i-RAM 逝ってみました。静音マシンを夢見て、Pentium M 770 とゲタCT-479の組み合わせです。こんな組み合わせ私だけかも?
i-RAMは10月には入荷しているにもかかわらず、かなり遅れてのレビューになりましたが、使えるか?を検証したいたのでご了承下さい。
さらに、うかうかしてたらrev1.2が出ました。(^_^;)
どうせなら一緒に使ってみようと言うことで、rev1.0とrev1.2の性能に違いはあるか?も検証してみました。

 バッテリーが見えます。(^^)
これのおかげでデータ保存出来るわけですね。 rev1.0

rev1.2

並べてみました。(^^) パッケージデザインに違いがあります。

 今回マザーはASUS P4P800 SEでありチップセットは言わずと知れたICH5Rです。ICH5RはGIGABYTEではi-RAMの対応リストに載ってません。(^_^;) しかし、成せばなるの精神で人柱してみました。結果は何事も無く普通に(SATAのHDDとして)認識してくれました。やれやれと思ったのも束の間。OSがインストール途中で止まってしまいました。OSを変えてみたり色々とやってみましたが、原因不明。仕方なく翌日の朝に再挑戦!ところが何と止まらずにインストール完了したのです。Windows 2000Windows XPもOKでした。ここで気が付いたのですが、熱が出ていたのでは?と。朝のほうが当然冷えているわけで、上手く言ったと推定しました。実際にメモリを触ってみるとかなり熱を持ってます。熱いと感じます。この対策として120ミリファンを直接吹き付けてみました。これが副うをこうしたのか安定してインストール作業が出来るようになりました。 (なお、rev1.2はファン無しでインストール出来ました。安定しているのかも?)皆さんi-RAMは熱いですから熱対策をしましょう。(これはメモリの種類とか容量にも関係するかも分かりません。検証出来ないので悪しからず。)

 さて、やり方です。
bullet余っているDDRメモリがあればそれを利用する。無ければ購入する。たぶん、購入することになるでしょう。(^_^;)
bullet i-RAMにメモリを挿す。
bullet適当な空きPCIにi-RAMを挿す。かなり大きいので干渉に気をつけましょう。
bulletケーブルを繋ぐ。
bullet熱対策をする。
bulletPC起動。BIOSで認識されればOK。
bulletあとは使いたい様に使う。
これと言って難しいところは全くありませんです。説明書が付属してますから。(^_^)

 さあお待ちかね。ベンチマークです。
比較対照にSeagate Barracuda 7200.7 SATA - ST3200822ASを選びました。

i-RAM rev1.0 7200.7
i-RAM rev1.2

i-RAM rev1.0 7200.7
i-RAM rev1.2

i-RAM rev1.0
i-RAM rev1.2
7200.7

i-RAM rev1.0
i-RAM rev1.0
i-RAM rev1.2
7200.7

i-RAM rev1.0 7200.7 一応温度測ってみました。(^_^;)

以下のグラフは7200.7水色i-RAM rev1.0緑色i-RAM rev1.2緑色、で表しています。
ではまとめてみましょう。        →fast (timeは←fast)

・HDBENCH
 
Read 63602
136351
136351
Write 60093
130779
130946
RandomRead 29510
133681
133507
RandomWrite 25696
64200
64200

HDBENCHではHDDに比べ i-RAM が読み込み書き込み共に2倍以上速いです。rev1.0とrev1.2の差はありません。

・FDBENCH

ReadWrite 41769
115579
116101
Read 62362
136351
136351
Write 50393
130946
130946
Random Read 29124
130779
133507
Random Write 25196
64240
63602
Copy 4731
142501
151861
2K 5658
345582
359892
32K 6012
172422
193608
256K 4626
40734
42480
Variable 2628
11268
11466

FDBENCHでは2倍以上、項目によっては5倍以上の良い結果でした。 rev1.0とrev1.2の差は殆どありませんが、COPY・2K・32K・246Kではほんの少し差があるようです。(誤差かもしれませんが、i-RAM はHDDほどのバラツキは無いので)

・HD Tune

Minimum 48.0
122.1
122.7
Maximum 62.5
123.5
123.8
Average 57.3
123.4
123.7
Access Time 11.0
0.0
0.0
Burst Rate 85.8
123.9
124.2
CPU Usage 3.3
7.8
7.9

・DiskSpeed32

Avr. access time 11.1
0.0
0.0
Read burst speed 103.7
133.4
133.3
Max.. speed 69299
126314
126088
Min. speed 42207
125913
124072
Avr. speed 67709
126236
125971
Cur. speed 68335
126254
126031
Test time 644
41
41

HD Tune と DiskSpeed32 はほぼ同じ傾向をしめしており、HDDよりも高性能であることを示しています。アクセスタイムにいたってはメモリならではの0です。rev1.0とrev1.2の差はありません。

これらのベンチマークには表せませんが、フォーマットが非常(異常?)に早いです。一瞬です。

ベンチマークでは以上の高速ぶりを発揮しましたが、実際使ってみても速さが実感出来ます。(シークタイムが0に近いのが要因でしょう。)
またrev1.0とrev1.2の差は無いに等しいと思われます。って当たり前か・・・
ただし、rev1.0はrev1.2よりも不安定な感じを受けました。実際にOSが落ちたりしました。rev1.0は1ヶ月使用して未だにバッテリー切れを起こしてません。rev1.2はOSをインストールした翌日に綺麗さっぱりOSが消えました。(^_^;)
ただ単に充電不足だったのかも知れませんが(充電ランプ未確認)・・・RAMとはこういうものだと思って間違いないので油断は禁物です。
はっきり言ってi-RAMは買いだと思います。(使い方次第ですが・・・)ただ惜しむらくは、インターフェイスがSATA150なので転送速度が頭打ちしていることです。
欠点はHDDには戻れなくなることかも?(^_^;)

最後に私はこうやって使っているという例を上げておきます。
i-RAM は2台(1台はシステム・1台はプログラム及びデータ)でブラウジング及びホームページ更新用として使ってます。
 

OS
Windows XP Professional Service Pack 2





シャットダウンはせずに、suspendの項目をS1にして電源供給をする設定にし、休止状態で使います。(こうすることによってバッテリー切れの対策とします。)この効能はさらにOSの起動が速くなることです。これも使い出したら止められません。



必要最低限のアプリで構成しました。

Cドライブの空きを確保するために仮想メモリを、もう1台のi-RAM (Dドライブ)に。





最終更新日 : 2005/12/23

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