8コアCPU ! AMD FX 8120 with ASRock Fatal1ty 990FX Professional -> ASUS SABERTOOTH 990FX 前人未踏の不具合顛末記? のスペック

プロセッサ
AMD FX 8120 (3.1/4.0GHz,8cores/8threads,cache L2 8MB L3 8MB ,TDP125W)
マザーボード
ASRock Fatal1ty 990FX Professional   BIOS
ASUS SABERTOOTH 990FX  BIOS
メモリ
ADATA AX3U1866GC4G9B-DG2 Dual Channel DDR3-1866 Memory 4GB×2
ストレージ
ccrucial M4 SSD 128GB (CT128M4SSD2) (2.5-inch SATA 6GB/s)
OCZ VERTEX 3 Solid State Drives Max IOPS Edition 120GB(VTX3MI-25SAT3-120G) (2.5-inch SATA 6GB/s)
OCZ VERTEX 3 Solid State Drives 120GB(VTX3-25SAT3-120G) (2.5-inch SATA 6GB/s)
電源
SilverStone SST-ST75F-P
ケース
ANTEC LanBoy Air Red
OS
Windows 7 Home Premium x64


紹介文

 AMD Bulldozer Zambezi-FX series 8コアCPU FX 8120 がついに発表・発売された。
発売日に某PさんへFX 8120を買いに来るからと言い放ち、PhenomII 555BE と FX 4100 を小脇に抱え沼の住人と某Gさんへ売り捌きに行った。
結局、逝くんかい!ってことなんですが・・・(^^ゞ

これぞ8コアの証、FX 8-CORE 缶です。

早速、味見です。
取り敢えずCPUをそのまま挿して、拝みました。







ちゃんと認識してるのを確認して、この日は終了。

翌週、ASRockサイトを覗いてみたら、Fatal1ty 990FX ProfessionalのBIOS1.5が上がっていた。Update CPU code.と説明が入っていたので、正しくFX 8120のことだな!と思い全く躊躇せずにBIOSアップした。

するとskinが変更可能になっていた。まあ睨まれなくなるというだけですが・・・

そして、APMという項目が増えていた。また、オーバークロックに連動しているようでマニュアルにした時点でAPMが変更されます。
さらに不思議なのはダウンクロック病も治ってしまいます。



もうひとつの変更点として、メモリのXMPを読めるようになっていた。

 流石はゲーミング用ママンですね。

ところが、ここから不具合の連続!!

Windowsが落ちまくるんです。
もう何もできない状況になったんで、使い古しのOSを再インストールを始めたら!!

固まる!固まる!もう何回やってもインストールが完了しません。

OSインストールさえ出来ないシステムなんて!

あり得〜ん!!!

ってことで、メモリテスト(memtest86+)をかけてみると、

メモリテストが固まります!

メモテストが固まるなんて始めての体験です。
さらにさらに、どんどん症状が重くなっていき起動さえしない状況に至った。あまりに強烈な症状なんで・・・行き付けのショップ某Pさんへ持ち込みです。
その場で確認してなにやっても駄目なんで、マザーボード交換となった。

翌週、交換されたマザーボードが入荷した。
とりあえず動作確認は終えて、1週間ぶりに戻ってきたメイン機。

立ち上げてみると・・・メモリ8GB挿してるのに4GBしか認識されてない。
なんじゃ、こりゃ?

BIOS上でも4GB認識で1番スロットしか認識されていない。
メモリを2番、4番に差し替えてみると、ちゃんと8GB認識になった。はあ?
再度、1番3番に差し替えると、4GB認識になる。
何回やっても再現される。

仕方ないんで、2番4番スロットでOSインスコ開始。
OSは普通にインスコ完了した。
前よりも前進しているが・・・3番スロットだけ死んでるのは気持ち悪い!ってゆーか初期不良だ。

マザーボード再度交換です。

翌週、交換のマザーボードがやってきた。
今度はちゃんとメモテストを通るのを確認してメモリスロットも大丈夫だった。
やれやれ、これで使えるようになるかと安心した。。。。が!

またもや悪夢再来!!!
メモリテスト固まるんです。

さてさて、どうしたものか?
もういい加減Fatal1ty 990FX Professional嫌になってきた。
ってことで他のマザーボードに交換です。
展示中のPCはFX 8150だけどマザーボードはASUS SABERTOOTH 990FXが載っている。
これで不具合無いんならASUSだけど・・・ SABERTOOTH 990FXに交換することにした。

翌週、ASUS SABERTOOTH 990FXがやってきた。
今度こそ間違いないはず?
家に帰って何回もメモリテストをかけて問題ないことを確認した。。。。が!

CPU倍率変更をマニュアルに設定しだけでオーバークロックもしてないのに・・・メモリテストが開始後10秒で固まります。

またもや、ショップへTELして
ポ:「メモテスト10秒で固まる。」
「展示中のPCで試してみて!」
O店員「こちらは固まりません。」
「CPUの可能性もあるので・・・」
早速、ショップへGO!

ちょうどFX 8120があったので今回はCPUを交換した。
メモリテストまったく固まらずに平気で動作してる。

今回の騒動の根本はCPUだったようです。
CPUが初期不良とか・・・今まで長いこと自作やってるけど初めての出来事です。
店員Oさんも「10年に一度あるかどうか・・・」

その後は、ちゃんとOSインストールも完了してメイン機として仕上げることが出来た。

BIOSも0813がアップされていたんで、早速BIOSアップデート!

  HPCモードも搭載です。


 BIOS0813はDDR3−2400まで設定可能になった。

やっと使えるようになったので、ベンチをやってと。





4.6GHzで常用です。
ちょっと驚いたのは、HPCモードをEnableにしなくても倍率変更しただけでも、ダウン・クロック病は治ってました。流石はASUSだ!!!



やっぱり8コアですね。プロセッサ・スコアが7.5->7.8へと0.3も上昇しました。

・CINEBENCH RELEASE11.5


OCすればFX 8120もライバルi5-2500Kよりもハイスコアを叩き出します。

・CrystalMark2004R3

ALU、FPUはOCしてもi5-2500K定格にも届かない。。。
が、メモリは速くなってますね。i5-2500Kとタメ張ってます。


・総括
  ここまで見てみると、調子良く動いているように見えますが・・・ところがドッコイ!今度はWindowsが固まる病が発祥しました。
ベンチもメモリテストも通るのに何かの拍子に一瞬で固まります。。。
流石にもう戦意喪失。。。

今年は、ほんとに色んな意味で大変な年でした。
3.11大震災やらタイの洪水だとか。。。数年後には語り草になる年だと思う。
そんなポも今年はサンディーi7-2600Kのチップセットリコールに大当たりして、購入後ママン初期不良で返金に始まり、ラノもA75で初期不良ママン交換、Z68Foxconnママンも死亡して交換、そして最後に今回のFX 8120怪事件と。
良い事なしの一年だった。



最終更新日 : 2019/01/03

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