とても長い名前の5インチベイに2.5"SATA×4
まとめるラック(CMRK-S4)は、余ったSSD達をまとめて使おうと思い、発表当時から心待ちにしていたラックである。
ご存知の通りA75FCHには6個のSATA6Gポートが用意されている。まさにSSDの為にあるSATA6Gポートを利用しない手はない。
そこで以前から欲しいアイテムであり、メイン機・サブ機と128GBのSSDから256GBのSSDへ移行したのをきっかけに5インチベイに2.5"SATA×4
まとめるラック(CMRK-S4)に白羽の矢が立ったのだ。
発売のニュースを見て早速行き付けのショップへ行き注文したのだ。
RAID機能も無く価格的にも4K弱であり、店員Oさんと「これで良いんですよね〜」と話した。
在庫は有りになっていて、直ぐに入荷するそうだ。
3日後、入荷したとの連絡がショップから入ったので、いそいそとショップへ出かけた。
直ぐにでも試してみようと思っていたが、なかなかやれずに3日ほど経ってしまった。
お盆の長期連休に突入したので、「さあ、やるぞ!」と意気込んだが・・・とても残念な結果に!
一応キーが付いてます。使わんけど・・・
まずは、入れ心地はどうか?とSSDをトレイに取り付け差し込んでみたが、抜くに抜けんくなったのであった!!
何これ?
取説にはレバーを持って引き出すとあるが、尋常じゃなく硬いのだ。このまま力任せに引き抜くとレバーが壊れそうで・・・
気を取り直して、取り敢えず動作確認をしようとPCの5インチベイへ・・・
と思ったが、取り付けのネジ穴がトレイで塞がれていることに気付いた!!
何じゃ、こりゃ?
ネジ穴は開いているが、上段のネジ穴しか使えんということか?
(因みに上段のトレイとネジ穴はズレているので塞がることは無い。)
何ともお馬鹿な作りである。
仕方なく上段ネジだけで取り付けた。
通電しアクセスすると青く光ります。
SSDは128GB Crucial RealSSD
C300を入れたが、CrystalDiskMarkをかけてみると・・・
おやおや?・・・まったく計測が始まらん!
固まっとるんか?
タスクマネージャで殺そうにも殺せない状態に陥った!!
こうなったらシャットダウンしかない。
むむっ!「終了してます。」のまま終わらんじゃん!!
やりたくないけど長押し電源断!!
もうやっとれん!とショップへTELして交換じゃ!
トレイが抜ける抜けないの件は、思いっきり引っ張り出すことで解決。レバーが逝きそうでヒヤっとするが抜けん事はない。
CrystalDiskMarkの件は、丁度検証出来る実機があったので、試してみると・・・intel環境ではあるが、普通にベンチマーク取れとる。
と言う事はラック・ケースか?
一応交換と言う事で帰宅する。
家のAMD環境で再度繋げてみるも・・・状況に変化無し!!
待てよ・・・もしかして、恐ろしく書き込みが遅いのか?
1000MBから50MBに変更すれば出来るのかも?これを検証してみた。
Writeが・・・おっ、遅い!USB2よりも遅い!
こりゃ、あかん。全く使い物にならんね。(5回の計測の内一ケタ台もあり、不安定極まりない)
以上で終了!
結論として、家のAMD環境(ASRock
A75M-HVS)じゃ使えん!!と言うことが分かった。
・総括
5インチベイに2.5"SATA×4 まとめるラック(CMRK-S4)は、intel環境でしか使えんと言うことが分かったのだが・・・CENTURYさん!ちゃんと検証をやっておいて下さい!!
折角購入したのに、使えんので箱の中にしまっておくこととなった。intel環境と言えば来年、HASWELL世代のPCH(Lynx
Point)になればSATA6Gのポート数も4つに増えるはず?だから、それまで出番は無いことに。って、それで動作するという保障はどこにもないが。。。
しかし、一見ただのラックであり、相性の出る基盤等は使ってなさそうなものだが、まったく使ってみないと分からない物である。
PCパーツなんてものは、ほんと開けてビックリ玉手箱なものだなーと痛感した次第である。
最終更新日 :
2019/01/03