本年は正月以来久々の更新である。
その理由として多忙だったこともあるが、これと言って目を引く物が見当たらなかったことが挙げられる。
がしかし全く無いとも言い切れないのも事実。正しくは予算の(購入可能な)範囲内で目を引く物が見当たらなかったと言うことになる。
ところが3月の最終週、懐がほんの少しではあるが潤ったのだった。さらに、沼人初期メンバーで某ZOAさんを徘徊したのが運の尽き。
そこで今回主題なモニタが目に飛び込んできたのだった。(笑)
完全にFLATRON 29EA93-Pに釘付け状態となった。少しばかり潤った懐が後押しをする。
「メッチャ欲しい!」
ヒゲさんもグラボを手に取り店員Sちゃんを探していたが、今日はSちゃんはいないようだ。
その場は幸か不幸かポもFLATRON 29EA93-Pの購入を断念。
Sちゃんがいないくらいで購入意欲が衰えるわけもなく。。。4月第二日曜日に意を決して再度某ZOAさんへ。
でもまたSちゃんいなかった。
翌日の月曜日、仕事を早く切り上げて某ZOAさんにTELした。
ポ:「Sさんいますか?」
某ZOAさん:「はい、出社してます。」
ポ:「今から行きます。」
店に到着するも、Sちゃんは接客中。終わるまで少し待って。
ポ:「最近会えなかったよね。モニタなんだけど・・・」
Sちゃん:「ヒゲさんかた聞いてます。」
あらら、ヒゲさんが話してくれてたんだ。
在庫もあったのでそのままお持ち帰り。
カッコイイ。
早速、今までメインモニタとして使ってきたお馬鹿モニタ(何故お馬鹿かというと標準設定では全く使えず、調整しても自分好みの設定には程遠く、元々機会があったら買い換えるつもりだった)IO
DATA LCD-MF241CBRを外して、29EA93-Pを据え付けた。
おお!ピッタリ収まるではないか!!
って、予め寸法を測っていてジャストサイズだと分っていたことだが・・・
当初、27インチ・モニタの方と替えて映画専用にしようとも思っていたが、作業性を考慮するとメインモニタが相応しい(映画オンリーじゃ流石に勿体無い)と考え急遽変更。
メインPCとの接続はデュアルリンクDVI。BDプレーヤーとの接続はHDMI。
PCが起動すると、29EA93-PはピピッとBEEP音で目覚めた。今まで使ってきたモニタ達はBEEP音なんて鳴らなかったので、少し新鮮な感じになった。
我が要塞に収まった29EA93-P(中央)。両脇に24インチ
・モニタを従える配置。
一見それほど大きくは見えない29EA93-Pであるがこう並べるとトップに位置する27インチを凌駕するウルトラワイドの迫力が分って頂けるだろう。
ウィンドウを2枚余裕で並べて作業性向上間違いなし!!
さあ!お待ちかね映画の検証だ!
早速、愛しのミシェル・ロドリゲス出演「世界侵略:ロサンゼルス決戦」をPowerDVD11にてスタート!
おや?横長に間延びしとる!
さらに!上下に黒帯が!!
これじゃ、ウルトラワイド・シネスコ・モニタの意味が無いじゃん。
モニタ画面いっぱいに映画が観れるんとちゃうん?
おそらくは、フルHDを強制的にウルトラワイドにしてるんだろう。。。
HDMI接続のBDプレーヤーでも全く同じ現象が・・・撃沈の悪寒・・・
翌日の火曜日の昼休み、LINEでこの事を告げると、HDMIが1920までなんじゃ?とかDVIがシングルリンクになっとる?とかDP接続じゃないと駄目なんじゃね?とか色々な憶測が飛び交った。
LINEじゃ結論は出ずに終わった。
帰宅して色々とググってみると、同じウルトラワイド液晶DELL製U2913WMのこんな記事が・・・
この記事によるとU2913WMは1:1でしか表示できないのか?
まあ29EA93-Pも強制的にワイドになってるんで同じようなものか。。。
これから導き出される解決方法は・・・画面ズーム可能なソフトウェアを買えって事か?
そんな馬鹿な!!!
まずは初心に戻って取説でも読む。で、同梱物を探すが取説が見つからん。
仕方なくLG Electronicsのサイトで取説検索した。
取説をよく読んでみると解決策が見つかった!
こんな記述が
なーんだシネマの設定が用意されてるじゃん!
1080pなのでシネマ1の設定にするだけ!ってか。(デフォルトではワイドになっている。)
ってゆーか、最初から取説くらいは読んどけ!ゴルァー!!な話なんですが・・・(^^ゞ
沼人は「取説なんか糞食らえっ!そんなもん読まんでも使えるんじゃー!」と言うのが定説です。
早速シネマ1の設定をすると
目出度く全画面表示になった。
ただ、これはBDプレーヤーの場合であって
PCのPowerDVD11で再生する場合、PowerDVD11側の縦横比の項目の「縦横比を維持」(デフォルト)から「画面に合わせてストレッチ」にしてやらないと全画面表示にはならない。
これは、今現在シネマスコープが謳われているブルーレイディスクであっても、基本はフルHD(1920x1080)のサイズで上下の黒帯があるまま記録されており、1:1の再生時にはその黒帯がそのまま表示されるためであって、至極当然の結果である
のだ。
そこでLG Electronicsが考えたのが入力ソースをアスペクト比21:9で切り出して、2560x1080にズームアップすると言うことなのであろう。
(入力ソース 1920x1080を1920x817まで上下をぶった切って2560x1080にズームアップ)
対するDELL製U2913WMは入力ソース側で対応
しろというスタンスとなる。あくまでPC用と考えればU2913WMも有りだと思うがBDプレーヤーでの使用は・・・無理?(おそらく殆どのBDプレーヤーで黒帯撃沈すると思われる)BDプレーヤーで使用するならFLATRON 29EA93-P一択であろう。
最近NECもウルトラワイド・シネスコ・モニタを出しているが、ここら辺どうなっているのだろうか?気になるところです。