メーカー | |||||
型番 | CG-PC2UVMNS | REX-230UDA | REX-220CUD | ||
PC接続数 | 2台 | 2台 | 2台 | ||
最大解像度 | 2,048×1,536 | 1,920×1200 | 1600×1200) | ||
切替方式 | 有線リモコン |
本体切替ボタンまたはホットキー(ScrollLock−ScrollLock) |
本体切替ボタンまたはホットキー(ScrollLock−ScrollLock) |
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インタフェース | コンソール側 | モニタ | ミニD-Sub 15pin(メス)×1 | DVI-D 24pin(メス)×1 | DVI-D 24pin(メス)×1 |
キーボード | USB(SeriesA)×1 | USB(SeriesA)×1 | USB(SeriesA)×1 | ||
マウス | USB(SeriesA)×1 | USB(SeriesA)×1 | USB(SeriesA)×1 | ||
オーディオ | 無し | 3.5o ミニプラグ×1 | 無し | ||
パソコン側 | モニタ | ミニD-Sub 15pin(オス)×1 | DVI-D 24pin(オス)×1 | DVI-D 24pin(オス)×1 | |
キーボード | USB(SeriesA)×1 | USB(SeriesA)×1 | USB(SeriesA)×1 | ||
マウス | USB(SeriesA)×1 | ||||
オーディオ | 無し | 3.5o ミニプラグ×2 | 無し | ||
ケーブル長 | 900mm | 1200mm | 1200mm | ||
電源電圧 | DC +5V(USBポートから供給) | DC +5V(ACアダプタ及びUSBポートから供給) | DC +5V(USBポートから供給) | ||
外形寸法W×L×H | 79×66×25mm | 107×70×25mm | 96×70×24mm | ||
今まで
PC切換機は使っていたが、新調せずとも事が足りていたので全く取り上げてはいなかった。ところが、家の引越しを機にモニタが4枚となり、PCは5台あり、普通に繋げても必ず1台は繋げられず、それどころか各PC共デュアルモニタ以上の接続をしなければならなくなった。いやしたいのだ。
その構成とは、AMDメイン機、intelメイン機、intelサブ機の3台を中央のワイド・モニタで切り替えて使用したいのだ。
これを実現するには、早い話PC4台用のPC切換機を購入すれば即解決するのであるが、その場合、4ポート中3ポートしか使わないため、1ポート余らすことになる。
20K近く投資したあげくに、これでは非常に非合理的だ。
しかし、PC3台用のPC切換機は発売されてない。(こんなん有ったら良いなと思うのはポくらいなもので、これこそ需要がないだろうな。)
そこで色々と調べてみると、今現在手持ちのPC2台切換機のREX-230UDAとREX-220CUDは、マルチ・ディスプレイ環境が使えると謳っている。
これはもしかして、カスケード接続が可能なのでは?と思い、早速FAQを調べてみると、REX-230UDAとREX-220CUDは明確にカスケード接続を否定はしてないようだ。
こうなったらもう自作の基本、無い物は作る!しかないのだ。と言う事でカスケード接続に挑戦した。
カスケード接続とは、多段接続とも呼ばれ、中継回路同士を縦続接続して、接続できる端末の数を増やすことである。
結果、以下の接続に成功した。(図中の<====>は接続を意味する。)
REX-230UDA | <====> | AMDメイン機 | ||||
モニタ | <====> | REX-220CUD | <====> | |||
マウス | <====> | <====> | intelサブ機 | |||
キーボード | <====> | <====> | intelメイン機 |
これらは、本体切替ボタン及びホットキーにて正常動作している。また、キーボードのキー入力及びマウス操作も正常である。
(ちなみに、REX-230UDAが頭では全く動作しない。)
ただし、瞬間切換という訳にはいかない。通常よりも少しタイムラグがあるように思う。
これが解決したところで、上図右モニタ及び上モニタについては、デュアルディスプレイを構築して、拡張デスクトップにて使用するが、左モニタについては、Skype機と検証機で共用したいのだ。
すると、もう1台PC切換機が欲しくなる。
とは言え、モニタ接続はミニD-Sub 15pinで十分事が足りるので、安価な切換機を探した。
冒頭の比較表に掲げているcoregaのCG-PC2UVMNSが3K弱であったため、これを即決購入した。
CG-PC2UVMNSは切換に手元ボタンを使用するタイプである。まあ、この方が確実で余分な回路も必要無くなるのかも?しれない。
ただ、気になるのはパソコン側インターフェイスがマウス・キーボードがそれぞれ独立していることである。これは1本に纏めた方が良いに決まってる。それともうひとつ、ポの設置環境ではケーブル長が900oでは短くて、いっぱいいっぱいだった。他が1200oなので見習って欲しいところだ。とは言え価格相応だと言われれば致し方ないところか。
今回、ここには取り上げてないのだが、一応HDMI接続も試しているのである。
ところが、HDMI自体がまだ上手くいってないのか?切り替えた瞬間に解像度を再取得しているらしく、デスクトップのアイコンがバラバラになってしまう。
これでは使えない。ということから、HDMI接続は却下した。
・総括
今回、思いつきのカスケード接続が上手くいったのであるが、結構検証を重ねているので、ここまで来るのに結構な時間がかかった。が、結果オーライなら良い訳で大成功だ。
最終更新日 :
2011/01/04