Wireless IntelliMouse Explorer

新型『Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer』
bulletプラチナシルバー
OS
Windows XP Professional Service Pack 1

紹介文

 ポ的に、Microsoft の PC 周辺機器というのは、大変出来が良いので好きなのです。
中でもマウスは、曲線や重心に工夫があって私の手になじんでくれます。この時期には、Microsoft Office 2003 も発売されてますが、私にとってはホイール部分が横にも動く「チルトホイール」搭載マウスの方に興味があります。そんなわけで早速購入してきました。
  では使い勝手を紹介したいと思います。
今回購入した「Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer」は、「メタリックグレー」「プラチナシルバー」「メタリックブルー」の3色ある中の「プラチナシルバー」です。選定理由は基本的にシルバー色が好きだからです。一緒に写っている IntelliMouse Optical を見て頂いても分かるかと思います。ちなみに、私にとってワイヤレス・マウスは初めてのものです。

ワイヤレスと言えば、
  1. 重い
  2. 電池の保ちが悪い
  3. 動き始めにタイムラグがある
  4. 電波の受信状態
と言ったことが言われますが、今回の「Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer」ではどうか。
  1. は、比較対照が従来の有線型のマウスなので、お世辞にも軽いとは言えませんが、マウス自体の滑りが良く軽々と操作でき大変快適です。
  2. は、パッケージに書かれてますが、単 3 乾電池 2 本で半年は使えるようです。使い方にもよると思いますが、これだけ使えればOKレベルだと思います。さらに驚く事に、単 3 乾電池 2 本入れるスペースがありながら、何と!1 本だけでも動作しちゃいます。(^_^) 1本目の電池を入れたところで、いきなり赤いセンサが光り始めて吃驚。
  3. は、全くタイムラグを感じません。感度・追従はかなり良好です。
  4. は、今のところは特に不都合を感じませんが、経過を見守っていこうと思います。 追記:2004年3月16日時点でレザーブラックと2台同時に使ってますが不具合は皆無です。
新しく追加された機構についてはどうか。
チルトホイール
 ホイール部を左右に動かすことで、ウィンドウの左右スクロールが行えます。今回の 超目玉機能ですが、すぐには指が慣れないため、意識しないとチルト機能を試すことは出来ません。また、現時点(2003年11月)では多くのソフトが対応しているわけではありません。(Windows OS の操作性向上に大きく貢献したマイクロソフトマウスは、「ホイール」と「IntelliEye」を現在のマウスのスタンダード形にしてきました。今後もう少し時間をかければ、「チルト」機能は、今後の Windows「Longhornとかね、でもリモコンとか言う話も」 に欠かせない操作体系になっていくかも?しれません。)
ひっかかりのないホイール
 マイクロソフトの「IntelliMouse」シリーズの「ホイール」は、回転させると、軽い「ごろごろ」感がありますが、新しいホイールはこのひっかかりがなくなって滑らかに動きます。「Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer」ならではの滑らかさがあります。これには賛否両論があると思います。私はごろごろ派です。(^_^) が、使ってみると、違和感がなく、慣れるとこれがなかなか気持ちいいのです。スクロールの追従性は斬新と言えます。
スクロール加速機能
ドライバの設定で、ホイールの動きに加速度をつけることができます。ホイールをゆっくり回せば、ゆっくり1行ずつスクロールして、ちょっと速めに回せばその分速めにスクロールし、速く回せば速くスクロールします。これは非常に使いやすく快適で、とてもいい感じです。
ウィンドウ切り替え機能
複数のウィンドウを開いている場合、ホイールを押すたびにアクティブとなるウィンドウが入れ替わります。ワンボタンでできちゃうのが大変便利です。(^_^) が、少しおバカなのは、最小化しているウィンドウも、切り替えてアクティブ にしてしまいます。(^_^;) 「Alt+Tab」によるタスク切り替えのようにはうまくいきません。
 以上の他にも、触感はシックリ感が高く、今までのマウスの中では最も違和感なく、使い始められました。

結論、チルトホイールに価値を見出せるか?と言われると、普通に使うには頻度が少なくあまり必要性はないのかもしれません。価格的には比較的高価であり、よーく考えよう〜♪お金は大事だよ〜♪って声が聞こえてきます。しかし、私にはチルト以外の機能、新触感(シックリ感、ものすごく滑らかなホイールの使用感)に価値を見出せます!! 一言”買い”だと思います。
 
対応OS
注意しておきたいのが、このマウスは Windows 2000 Pro & XP Pro & XP Home のみの対応であり、NT4 & 9x系OSでは動作しません。

ドライバのインストール
Install software first
初めにインストールを行って下さい。
と言う張り紙がベースステーションの接続口に貼られていますが 、後からインストールしても問題ありませんでした。

CPU切り替え機側の対応
私は、CPU切り替え機を使っています。coregaChanger KVM-4RATOC SystemsREX-420Aが「Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer」に対応しているか?なのですが。。。
Changer KVM-4は5つボタンすら認識しませんので、当然のことながらNGです。
REX-420Aは、最初何の問題もなく(チルトも)動作したかに見えましたが、PCを切り替えると肝心のチルト機能が無効になってしまいます。 (当然の事ながら、各PCにはドライバをインストール済み)再起動すれば使えますが、切り替え機の意味がなくなります。(^^;; よって、OKではなく△かも。。。
早く対応済の物が発売されないかな〜。切に望みます。

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