Samsung SSD 960 EVO Series MZ-V6E1T0 ! M.2 PCIe 3.0×4(32Gbps)の限界を超えたか!?のスペック

　 2016年12月中旬、待望のSAMSUNG SSD 960 PRO/EVOが年内滑り込みでの国内発売となった。
いつもなら予約を入れておいてのゲットなのだが、今回は仕事が忙しいため予約を入れることが出来なかった。
今回は、晦日に某ＧさんへDVDメディアを買いに行ったところ、ショーウィンドウに鎮座している960 EVO 1TBを １ヶ見つけた。間違いなくポに買われるために置いてある。www
自作の原則「見つけたら買え！」に則り、レジへ向かい店員を呼びに行った。
ショーウィンドウの前には白髪のおじさんが（ポもおじさんだが・・・）立っていて「ＳＳＤ見せてくれ！」と横から入ってきた。
こらこら！ポが店員連れてきたのにお前が先に言うか！？
まあ店員はポを優先して対応してくれたので結果ＯＫ。で問題なく購入に至った。59,800円也。
（昨年は950 PROを予約して１２月初旬にゲット）

　お箱様である

中にはガイドが入っているがこんな物ポには必要無い。(^^)

ガイドの下にお隠れになっている960 EVO 1TB

さて、中身の確認。



片面実装な事から近い内に2TB版が発売されるかも？それなりに高額になるから無いか？（ＰＲＯ版は２ＴＢが出てるからね）

ではではＳＳＤインストール



インストールと言っても ママンのX99-DELUXEには ＯＳ起動用に既に950 PROがM.2スロットを占有しているのでママン付属品のHYPER M.2×4に960 EVO 1TBを挿した。
前回の950 PROはＢＩＯＳに認識されない不良品であったので、今回の960 EVO 1TBもきっと何か有るに違いないと期待し(笑)　ケムリ・モクモク・・・と呪文を唱えながらPC起動！

結果、何も不具合無く普通に起動した。なーんだ普通に起動するやん！
安心はすれどネタが無い(笑)
起動さえすれば殆どの不具合は何とか成る。

既に950 PRO用にNVMeドライバは入っているので960 EVO 1TBは普通に認識されていた。
でも一応最新のNVMeドライバを上書きインスコ。

ファームは最新となっていた

さて、NVMeの比較対象として手持ちのSAMSUNG SSD 950 PROをチョイス！
そして、AHCIな前世代であるがＭ．２のＸＰ941(MZHPU512HCGL-00004)も進化の程度を知る為に比較対象とした。
　

SSD 960 EVO	950 PRO	ＸＰ941(MZHPU512HCGL-00004)

クリスタルな結果をまとめて比較してみた。



ランダムこそそれほど大きな差は見られませんが、シーケンシャルは960 EVO 1TBがダントツです。

では同じくクリスタルなIOPSをば



SAMSUNGはＭ．２な分野ではもはや独擅場で他に追随するものがないですね。


・総括
　
　このところSAMSUNGは毎年最速のＭ．２ ＳＳＤを開発発売しており、ほんと頭が下がります。
前回の950 PROの記事で「２０１６年末にはPCI-Express3.0 x4の帯域32Gbpsを軽くオーバーするだろう。 」と予測したポであるが、今回の960 PRO/EVOはまさしく予測した通りの物が開発されたと言える。
何故ならPCI-Express3.0 x4の帯域32Gbpsは 、MB/sに変換するると4,000MB/sであり、10%のロスが生じると仮定すれば3,600MB/sとなり、今回の960 EVO 1TBはシーケンシャルReadながら約3,400MB/sをたたき出しておりほぼ頭打ちに近い値だからだ。次回は目指せＲＡＭディスク相当の転送速度か！
その前にPCI-Express3.0 x8接続にしないと・・・

今思えば８年ほど遡った頃にＳＳＤに興味を抱いてストレージ馬鹿にまっしぐら。ストレージ馬鹿よ永遠にwww




最終更新日 : 2019/01/02